――今回はカメラが回っている休暇でしたが、リアルな休暇は何をされているのですか?
日によって朝早かったりお昼前に起きたりとさまざまですが、朝起きてわりと行動的になれるときは掃除機を掛けたりしています。あとは、地元の藤沢が車で1時間ほどの距離なので、ドライブがてら出かけたりしています。サービスエリアで何か食べたり、湘南の海を眺めたり、しらす丼を食べたりして帰ってきて…。地元に帰る回数は年々増えてきました。僕は高校生のときから東京に出てきているので、もう東京にいる年数の方が長いのですが、やっぱり年とともに故郷の良さを感じるようになってきて。40代、50代はしっかりと働いて、還暦過ぎたくらいで地元に住めたら…なんて最近考えるようになりました。
――意外と行動的ですね。
いや、ぼーっと家で過ごす時もありますよ。気分転換になるのが料理なので、頻繁にはやらないですが、お昼にスパゲッティを作ったり。作る前日は、寝る前から献立をイメージしたりしていますね。あと大事にしているのはシエスタ(スペイン語で昼休憩のこと)。ご飯を食べた後、ソファーで横になっています。30分くらいでも横になるだけで気持ちが変わります。それ以降は、仕事が控えていたらそのことに取り組んだり…。あと、僕はお世話になっている方にギフトとともにお手紙を送るので、手紙を書いたりしています。そんなのんびり過ごした日の夜は、友達とご飯に行ったり、野球をやっているシーズンなら野球を見てお酒を飲んでいます。
――もし1週間、休暇があればどうしますか?
冬のニューヨークにショーを観に行きたいです。最後に行ったのは活動再開する前の12月、クリスマスシーズンでロックフェラー・センターや町並みが本当にきれいでした。冬のニューヨークって寒いからこそ、とても温かさを感じる部分もあるんですよ。早く行きたいですね。
※川崎宗弘の「崎」は正しくは「立つさき」
取材・文=玉置晴子