4月8日、福岡・福岡PEACEにて、原宿発5人組アイドルユニット・神宿の2017春ツアー「神が宿る場所~誰も見たことのない場所へ翔び立とう!~」福岡公演が行われた。
福岡公演は、今回のツアーの中でも真っ先にチケットが完売した会場。今回のツアーで周る6カ所の中では、最も小さな会場ということもあるが、その分、ステージと客席の距離も格段に近く、熱過ぎる舁夫(=ファン)たちによって会場はすぐさま最高密度の熱気に包まれた。
1曲目の「KMYD」からスタートしたライブは「踊れ!神宿カーニバル」、MCを挟んで「憎しみという名の贈り物はあげない」「あの娘にばれるような…」「僕らは愛を信じている」、さらには「情熱は足りているか?」「ぱらしゅ~と☆らぶ」と怒濤(どとう)のように続いていく。
今回のツアーの一つの特徴として話題になっているのが、ライブのセットリストを各メンバーが考えているということ。この日、福岡公演のセットリストを担当したのは、青担当のめいりんこと羽島めい。
めいりんは「今日は、ここ福岡の皆さんを熱くするために来ました」と会場を盛り上げ、「ここからは激アツセトリでございます」との予告から、一気に5曲連続のパートになだれ込んだ。
ライブ後半戦は「Action!」「原宿戦隊神宿レンジャー」「必殺!超神宿旋風」「全開!神宿ワールド」「SummerDream」の5曲連続で本編は終了。「どんどん、めい」のコールに応えてのアンコールの後、1曲目は「ビ・ビ・ビ♡」を披露。
実は神宿にとって、この日のライブが初めての福岡なのはもちろん、初めての九州ライブだ。
めいりんは「まだまだ福岡にも、九州にも神宿のことを知らない人はたくさんいるし、もっともっと盛り上げていけると思っています。今日の公演はその始まり、第一歩なので。いま、その一歩をみんなと一緒に踏み出したところなんです」と、めいりんがMCで熱い感謝の気持ちを伝える。
そしてこの日最後の楽曲となる「はじまりの鐘を鳴らせ」をパフォーマンスした。
ツアー後半戦の第一歩となる九州・福岡でのライブだったが、初めての場所でのチケット完売、そして神宿が来ることを待ちわびていたファンの人たちの熱い声援を受け、神宿メンバーにとっても大きな自信と経験につながるライブとなったようだ。
神宿全国ツアーはこの後、4月16日(日)の大阪公演を経て、4月30日(日)のファイナル、東京・品川ステラボールへと続く。
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