穏やかで人のよさそうな笑顔を浮かべながら、口にした言葉にはどことなく否定的な印象が漂う。そんな雪衣に、視聴者からは「小さい子にそんなこと言う?」「真意がわからない」「雪衣さんの圧倒的不穏感。何かしたわけでもないけど、イヤ~な感じ…」といった声が続出。
演じる岡田にも「岡田結実さんの悪意の混ぜ込み方が絶妙」「岡田結実さん、存在感がすごい!」「岡田結実ちゃん、バラエティで見る印象とまるで違う。うまいな」と高評価。Twitterでも「雪衣さん」がトレンド入りする反響を呼んだ。
岡田は、幼少期からジュニアモデルや「天才てれびくん」(NHK Eテレ)のてれび戦士を経験し、現在はバラエティー番組のほか、2017年から女優としても活動中。
ドラマ「女子高生の無駄づかい」(2020年、テレビ朝日系)で主人公の能天気女子高生“バカ”を振り切って演じたかと思えば、「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(2020年、日本テレビほか)の主人公・仙夏役では絶世の花魁姿を披露。艶やかで、きっぷのいい花魁ことばも違和感なく使いこなすなど、演技経験を重ねてきた。
“朝ドラ”出演は今回が初めてだが、落ち着いて控えめながら、どことなくかき乱しそうな予感を漂わせる佇まいは視聴者のみならず、「あさイチ」(NHK総合)MC陣のアンテナにも引っかかったよう。
第28回放送後の“朝ドラ受け”では「(雪衣は)味方ですよね?」(博多華丸)、「いや、僕と鈴木さんはなんか怪しい…」(博多大吉)、「ちょっと不穏な感じしますよね。何か出てる!抑えた感じが」(鈴木奈穂子アナ)と、意見が真っ二つに分かれた。安子とるいの“敵”か“味方”かわからない雪衣だが、今後、はたしてどんな表情を見せていくのだろうか。
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