――念願の野球大会を実現させた黒羽さんが、今後チャレンジしてみたいことは？
黒羽：舞台を作りたいです。演出はできないので、企画とか原案とか。
――企画・原案・主演という感じでしょうか？
黒羽：主演は絶対やらないです(笑)。プロデュースするなら、出て3、4シーンかな。自分がプロデュースして主演もやると、自分の中での正解が出来上がっちゃう気がするので、物語の軸を担うような役はあえてやらない方がいいんじゃないかなって。
――では、誰でも好きな方を呼べるとしたら、主演は誰に？
黒羽：プロデューサー目線だと、お客さんを呼ばないといけませんからね(笑)。僕が思い描いているのは、同い年でやる舞台。10人もいかないくらいで、全員同い年にしたいんです。できればスタッフさんも全員同い年にして。舞台俳優でいうと、安西慎太郎、多和田任益、木村達成、永田崇人、大平峻也、池岡亮介…橋本祥平もそうですね。もっともっといますけど。絶対できる自信はあるし、同い年の方が「こいつに負けたくないな」という競争心が生まれて演じやすそうな気もするし。
――ぜひ見てみたいです。
黒羽：お客さんも同い年割引があったりして(笑)。「同級生同士、頑張ろうぜ！」みたいな舞台が作りたいですね。誰か実現してくれないかなぁ(笑)。あんまりキラキラしたものじゃなくて、メッセージ性がちゃんとあって、生々しい体温を感じるような作品にしたいです。「人生ってこんなもんだよね」と思えるような。たとえば病気になった同級生とどうかかわっていくのか、みんな同じ団地の同級生で、最初のシーンは誰かのお葬式から始まって…とか。
――構想だけでワクワクしますね。実現する日を楽しみにしています！ それでは最後に、「ACTORS☆LEAGUE」第2回があるとしたら、こんなことをしたい！というアイデアはありますか？
黒羽：まずは再戦ですね！ 僕たちのBLACK WINGSは負けてしまったので、勝たないと。そのときは、点を取られていない僕がフルイニングで投げたいと思います(笑)。それは冗談ですが、次回があるなら違う土俵の人たち…芸人さんや歌舞伎俳優さん、アーティストさんなどと一緒に、さらに元プロ選手の方などにも参加していただけたら、もっともっと幅が広がって面白くなるんじゃないかなって思っています。年に一回、「ACTORS☆LEAGUE」ができればいいですね。
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