演劇ユニット・30-DELUXとアクションクラブがタッグを組んで上演する舞台「30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ2021』」が12月9日に初日を迎え、初日公演の前に公開ゲネプロと取材会が行われた。
「ナナシ」は2009年に30-DELUXとアクションクラブが初めてタッグを組んで上演した作品で、戦国時代、徳川家康の命を狙う暗殺者集団“四神無双”を倒した忍者・ナナシの戦いを通して、登場人物それぞれの“正義”のあり方を描く。
ゲネプロ後の取材会には、アクションクラブの川原正嗣、田尻茂一、30-DELUXの村瀬文宣、田中精、清水順二をはじめ、高柳明音、古畑奈和(SKE48)、名古屋山三郎(ナゴヤ座)、松岡拳紀介、三隅一輝(共にBMK)が登壇した。
2021年4月にSKE48を卒業し、卒業後の夢にSKE48現役メンバーとの共演を挙げていた高柳は、今作での古畑との共演について「SKE48を卒業して、立つ舞台は東京が多いのかなって思っていたので、奈和が東京に出てきて一緒に立つ日が来たらいいなって思っていたんですけど、私が名古屋に戻ってきて一緒に立てるっていうのがすごくうれしい」とコメント。
さらに、「稽古場では大変なことだけじゃなくて、2人で笑い合っている時間がすごく楽しくて。一緒のシーンはほとんどないんですけど(笑)」と稽古期間を振り返ると、「他のSKE48メンバーとも一緒にやりたいなって思います。“SKE48と一緒にお仕事する”という夢は1個かなったけど、これだけではなく、これからもたくさん共演できたらなって思います」と語った。
また、高柳の話を受けて古畑が「明音ちゃんが“SKE48と仕事をしたい”と言ってくれていたのは知っていたので、その初めてが私で『奪っちゃっていいのかな?』って思ったんですけど(笑)」と話すと、高柳が即座に「言い方!(笑)」とツッコミを入れ、相変わらずの仲の良さを垣間見せる場面も。
続けて古畑は「ソロライブの準備とかもあってパンク状態だったんですけど、明音ちゃんが『大丈夫だよ』ってよしよししてくれる毎日が幸せで」と、近況を交えながら高柳とのエピソードを明かすと、「私も舞台にたくさん出て実力を付けて、また明音ちゃんと共演できたらいいなって夢が新しくできたので、すごく良い時間を過ごせているなって思います」と話した。
「30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ2021』」は12月12日(日)まで名古屋・中川文化小劇場で上演。その後、12月17日(金)~19日(日)に大阪・近鉄アート館、12月25日(土)~28日(火)に東京・新国立劇場小劇場で公演が行われる。
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