4月16日(日)より放送がスタートするアニメ「マイロ・マーフィーの法則」(初回は朝11:30-昼2:30で6話連続放送、以降は毎週土・日曜、朝11:30-昼0:00ほか、ディズニー・チャンネル)で、日本版声優を務める小松史法と丸山有香が作品に対する思いなどを語った。
同作は、米テレビ業界で最も権威があるとされるエミー賞を5回受賞した作品、「フィニアスとファーブ」を手掛けたクリエイター陣による最新作。“傘を持っているときは雨が降らない。傘を置いて出かけると必ず雨が降る”などの、残念な“あるある”を定義した「マーフィーの法則」から生まれた、見る人に元気をくれるポジティブ・ストーリーだ。
主人公・マイロ・マーフィー役の小松は、役が決まった時の感想について「オリジナル版の声を担当されているアル・ヤンコビックさんが、すごく高い声から低い声まで色々な種類の声を使っていて、面白いんです。僕はなるべく、元の声優さんの音の質に近づけたいと思うタイプなので、アル・ヤンコビックさんのお芝居を、自分の中にどう取り入れていくかということを考えていました」と語った。
一方、マイロの親友・メリッサ・チェイス役の丸山は、オリジナル版でメリッサを演じたサブリナ・カーペンターの吹き替えを別作品でも担当している。「それもあって、彼女が声優をしている新しいアニメーションがアメリカで始まった、という情報は先に知っていたので、『もし日本で放送するなら、役が来ないかな』ってすごく思っていたんです」と当時の心境を告白。
さらに、「アメリカでの放送開始が2016年10月3日で、私の誕生日と一緒だったので、勝手に運命を感じていて(笑)。『来い、来い、来い!』ってすごく思っていたら役をいただけたので、『やったー!』と、心の中では大騒ぎしていました」と作品との不思議な縁を明かした。
小松も「1歳から11歳まで浦安に住んでいて、遊びに行くところっていうと東京ディズニーランドだったので、ディズニーが昔から大好きでした。そういった意味では、大好きなディズニー作品に声を当てられるっていうのは、感慨深いですし、光栄なことですね」と、ディズニー作品である本作とのつながりを披露した。
演じる役柄と自信の共通点を問われると、小松は「僕は普段から、ハプニングが起こっても『別にいいんじゃない?』と楽しむような部分があるので、マイロとは少し似ている部分があるかもしれません」と分析。丸山も「小松さんと一緒に収録させて頂くと、雰囲気的にも、明るくて優しいところも、マイロそっくりだなと思います(笑)」とアフレコの様子を明かした。
最後に小松は、「マイロの周りの人は、ありのままのマイロを受け入れてくれます。メリッサやザック、そして何よりも家族が、マイロの個性をすごく認めてあげているんです。子どもの成長を見守る中で、『あなたはあなたでいいんだよ』って言える家族関係はいいなと思うし、そういった言葉の投げかけがあると、子どもは自信を持って色んなことにトライできると思います。ぜひ親子で見ていただいて、そういうところも注目して頂けたら嬉しいです」と視聴者へメッセージ。
丸山も「『マイロ・マーフィーの法則』は、“きっとなんとかなるよ!”という強い気持ちにさせてくれる作品です。普通だったら選ばないような選択肢を、登場人物たちが進んで選んでくれるので、作品を見ると、恐怖心は捨てて何でもやってみようと思えると思います。立て続けにハプニングが起こりますが、どんなことも最後には丸く収まるので、安心してお楽しみください!(笑)」と作品をアピールした。
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