香里奈、愛犬は「家族であり親友であり癒やし」“香り”で思い出を蘇らせるペット用品をプロデュース

2021/12/16 08:30 配信

芸能一般 インタビュー 独占

香里奈 撮影:金澤正平

入院中は「動画や写真を見て癒されていました」


――現在飼っているトイプードル3匹は、香里奈さんにとってどんな存在ですか?

家族であり、親友であり、癒しであり、元気をくれる相手でもあります。何と言ってもかわいいです、存在自体が。

そして、命の大切さを教えてくれ、もみじが亡くなる時も介護などさまざまなことを通して、始まりがあれば終わりがあるということを感じました。ペットは一緒にいられる時間が人間よりも短いので、一緒にいる時間は貴重なんだなと思わせてくれましたし、より楽しい人生を送ってほしいなという気持ちもあります。

――コロナ禍による外出自粛期間中は、ペットの存在があると違うのでは?

全く違います。家に一人でいるとしゃべる機会がありませんが、犬がいるとしゃべってしまいます。なので、人と会わないとなかなか言葉を発しなかったのですが、犬としゃべることで「あ、今日初めて声を出した」みたいな時もあり、反応してくれる相手がいてくれてすごくありがたかったです。

やはり一人だった場合と犬と一緒にいる場合では、孤独感ということが違うだろうなとすごく感じました。

――9月に入院されていましたが、その間は会えなかったわけですよね。

そうですね。私は三姉妹の末っ子なのですが、面倒を見られる人が見るというローテーションなので、その時期は姉が面倒を見てくれており、動画や写真を送ってもらっていました。

入院していた1週間は(コロナ禍で)面会もできないですし、基本的に部屋から出てはいけなかったので、看護師さんと先生としか話していません。体調も優れなかったので動くこともできなく、やることもないというか、何もやる気が起きませんでした。ですが、動画や写真を見て癒されていました。

――先日、フランスで動物愛護に関する法改正案が可決され、犬や猫のペットショップでの販売禁止などが決まりました。世の中のペット事情の変化というのは感じていますか?

もみじは生体販売で買ったというよりは、ブリーダーさんに「いい子がいたら教えてください」とお願いをして、二人の姉が会い行き、「あ、この子だ」という直感で飼うことになりました。また、以前より保護犬、保護猫を飼う方も多くなってきているなと思います。

コロナで寂しいからという理由で購入し、その後手放すということが問題になっているので、そういう方は買うべきではないと思いますし、命の大切さというものをしっかり分かった上で、家族として受け入れてほしいなと思います。

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