内木志、俳優としての成長を実感 以前は「毎回泣いていた」

内木志 撮影:山田健史

NMB48卒業後すぐにコロナ禍…最近の活動について語る


――前回の写真集発売が2020年の8月。それからの約1年間はどのように過ごしてきましたか?

本当にたくさんの舞台に出演させていただいて、人間としても俳優としても成長できる1年になったかなと思います。場数を踏むことで、演技に自信もついてきました。

――2019年にアイドルを卒業されて、10月に現在の事務所に所属されましたが、すぐにコロナ禍。思うようにいかないこともあったのではないんでしょうか?

確かにそうなんですが、自分の中では多くの舞台に出演させていただけたなと思っています。今のマネージャーさんに声を掛けていただいて、現在の事務所に所属することができたんです。卒業してすぐは「何をしようか」って不安もあったんですが、俳優としてすぐに活動させていただくことができたので、むしろ思っていた以上に活動できているなと思っています。

滋賀県でカレンダー撮影をしたり、アンバサダーに就任させていただいたりと地元での活動もさせていただけたので、これからももっと滋賀県で有名になれるよう、活動できたらいいなと思っています。鹿児島県の「ヨロン島特命大使」もさせていただいているので、与論島の良さも広めたいですね。

――卒業したばかりの頃と比べて、今の自分はどう感じますか?

やっぱり演技の面で成長を感じます。最初の頃は初心者だったので、言われていることも分からないくらいだったんですが、今は理解できるようになって楽しいなと思えます。最初は怒られて、毎回泣いていたんですよ。最近は泣かないようになりました(笑)。

――どんな俳優になりたいですか?

いろいろな役をやりたいですね。大河ドラマにも出たいです。これからもっと映像作品にも出て、知名度を上げていきたいと思っています。

――憧れの俳優はいますか?

天海祐希さんは格好良いなと思います。それから堀内敬子さんはかわいらしいお母さん役とかで見る機会が多いので、そういうお母さんになりたいなと思って見ています。包容力のある人になりたいです。

――同世代よりベテランの方を意識されることが多いんですね。

憧れますね。私も長く続けたいと思っています。

――コロナ禍でファンの方との交流にも変化はありますか?

1年くらい全然会えていないような方もいますが、オンラインイベントをよくやらせていただいているので、そこでは通話したりしていますね。舞台も定期的にあるので、見に来てくださっている時にはすぐに分かって、めっちゃうれしいです。

――ファンの方は内木さんにとってどんな存在ですか?

お父さんお母さん?(笑)家族みたいな存在ですかね。私のことを自分のことのように喜んでくれるし、支えてくれる。ファンクラブでもグループチャットをしたりしていて、すごく楽しいです。

――最後に改めてメッセージをお願いします。

いつもと違う私から普段の私まで、いろいろな表情の「various」な私が見られるので、たくさんの方に手にとって見ていただきたいなと思います。良かったら読んでみてください!

◆取材・文=山田健史

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