――バラエティーにドラマにと幅広くご活躍されている飯尾さんですが、今後ドラマで演じてみたい役はありますか?
そうですね〜、いつもオファーしていただいた役をそのままやるだけなんでね。もし、今後オファーをいただけるなら、料理が好きなので板前さんとかやってみたいですね。後は刑事ですね。手帳を一回見せたいです(笑)。子どもっぽい意見になっちゃいましたけど。
――ブレーク真っ最中と言われていますが、時代が飯尾さんに追いついてきて、今思うことはありますか?
いやいや、俺がリードしたみたいになっていますけど、全然ですよ!(笑)。単純に時代ではなくて、先輩のダウンタウンさんをはじめ、同期や後輩の芸人が築き上げた番組という一軒家に民泊させてもらっているだけですから(笑)。
皆が枠という土地を頑張って自分の力で手に入れて、そこに番組という家を建てて、そこに民泊させてもらっていますから(笑)。同期や出会った頃のADの子たちがどんどん偉くなって、それで呼んでくれます。
なので、ブレークなど全く思ってないですよね~(笑)。ただ、お腹がすいたときに、20年前よりすぐに食べ物が買えるようにはなりましたね(笑)。給料日まであと120円ずつで3日間過ごさなきゃというのはなくなりましたけど。
――下積み時代の自分にアドバイスできるとしたら今何を伝えたいですか?
「ちょっとゴロゴロし過ぎじゃない?」っていう(笑)。振り返ってみると、何を自信持ってゴロゴロしてのんきだったんだろうって。あと、「みんな、元気だよ」って言いますかね。
――2021年は飯尾さんにとってどんな年でしたか?
新しい仕事は新鮮味がありましたけども、世界中の人々にとって我慢の年でしたね。ガチンコロケに行けなくなったり、他県に歩きに行けなかったり、多摩川を渡れなかったりね。
その中でもスタッフさんたちが工夫して何とかやってくれたので、周りの工夫が見えた年でしたね。映画、ドラマ、バラエティーの現場で、「何とか作っていこう」って、みんな工夫してやっていましたね。すごいなと感心していました。
――最後に、2022年の目標を教えてください。
23年間連続して言っていますが、「人に甘えていこう」ですね。自分で何もできないんだから、人に甘えていくっていう。今日の収録でも、何回も松本(人志)さん、浜田(雅功)さんの目をパッとすぐに見ましたね。「助けてください」って言って(笑)。人に甘えていきますよ。
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