映画「真夜中乙女戦争」の完成披露イベントが12月13日、東京タワーで開催され、主演を務める永瀬廉(King & Prince)が共演者の池田エライザ、柄本佑と共に登壇した。
10代・20代を中心に圧倒的な支持を受け、Amazonでは総合カテゴリーでベストセラー1位を獲得した作家・Fの初の小説「真夜中乙女戦争」を映像化した本作。「平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京と破壊するまでの夜と恋と戦争」を描く。
永瀬は無気力な大学生の主人公“私”を演じ、“私”が思いを寄せるりりしく聡明な“先輩”を池田が、物語の核となる一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”を柄本が演じている。
物語を象徴する東京タワーの真下に登場した永瀬は「実は、初めての東京タワーなんです。“初めて”が自分の映画の完成披露試写会ということでメチャメチャ光栄な気持ちです。さっき、(柄本)佑さんと『あの階段から登りたいね』って話をしてたんです。東京タワーの偉大さに改めて感動している最中でございます!」と興奮気味。
完成した作品を見た時の感想を聞かれると、「クランクイン前に二宮(健)監督と『格好良い映画にしようね』って約束をしていたので、『どんな感じになったのかな?』って気持ちでしたが、見た瞬間『格好良い映画になったなぁ!』って、我ながら思ったりしました。その初めて見た時、前の席にFさんがいらして、こっちを見てくださった時にちょっとニヤリとした表情をされていたので、Fさんにも満足していただけたのかなって(笑)」と振り返る。
「格好良くて、スタイリッシュな二宮さんの世界観に染まれたなっていう気持ちで、ひたすら感動しました。主題歌もビリー・アイリッシュさんですし、素晴らしい方々と一緒に仕事をしてこられたんやって思って、うれしさと感動でしばらく呆然としてました」と、試写で見た後、作品への自信と満足感を再確認できたと明かした。