“志村けん役”山田裕貴、コントシーンは「よみがえるような映像をお届けできるのでは」と自信<志村けんとドリフの大爆笑物語>

勝地「山田くんの頑張りに助けられました」

志村けん役・山田裕貴※ザテレビジョン撮影


また山田は、加藤役の勝地とのコントシーンにも力を入れたといい、「(当時の)動画を見て、このタイミングでこの配置なんだと頭に入れて、いろいろと話し合いながらやりました。本物にはなれないですが、皆さんの心に触れるような、よみがえるような映像をお届けできるのではないかと思います」と力強くアピール。

コントの中には、志村さんと加藤のアドリブコントを再現したものがあるといい、「アドリブに見せつつお芝居をするというハードルの高い、かつ、その人たちに見えなければならないという難しいことではあったのですが、本当に勝地さんにはいろいろ助けていただきました」と勝地に感謝した。

それに対して勝地も「空き時間にたくさん練習したので、あの日々が本当に懐かしいです。全部終わったときに、自然と山田くんの手をつかんで、勝った選手にレフェリーがするみたいにやっていたんですよ。自分自身もすごく頑張ったつもりではあったのですが、山田くんの頑張りに助けられました」とその熱量を明らかにした。

加藤茶役・勝地涼※ザテレビジョン撮影

そこまで練習を重ねられた理由について、勝地は「衣装合わせの日にリハーサルまで時間があったので、楽屋まで戻ろうと思って楽屋の階のエレベーターの扉が開いたときに、廊下に男の人の声が響き渡っていて。よく聞くとコントのせりふを練習しているわけですよ。その熱量に引っ張られるように…人の楽屋にノックしないで入ることもないんですよ。でも、初めましてなのにガチャって開けちゃったんです、『やってるね?』って加藤茶さんみたいに(笑)。それで、『(練習)やる?』と言って練習を始めて、そこから自然と毎日、撮影の合間ずっと一緒にいましたし、残って練習したり、すごく長い時間というわけではないですが、濃密な時間を過ごせました」と撮影の日々を振り返った。

また、勝地は「撮影自体は本番一発で撮ることが多かった」と監督のこだわりも明かし、「いい緊張感がありながら、でも楽しいという、すごく興奮するような撮影でした」と語った。

志村けんとドリフの大爆笑物語」は、12月27日(月)夜9:00からフジテレビ系にて放送。