平手友梨奈、現場では大先輩に囲まれ“いじられキャラ”に!圧巻のレースシーンも「“怖い”と感じることはなかった」<風の向こうへ駆け抜けろ>

2021/12/15 06:00 配信

ドラマ インタビュー

騎手の瑞穂を演じる平手友梨奈撮影=島本絵梨佳/スタイリスト=清原愛花/ヘアメーク=Mao

平手友梨奈「どのように“ダサい”という要素を加えていくか…」


――ドラマでは、地方競馬の洗礼として“ダサい勝負服”が登場します。この勝負服を見たときの第一印象はいかがでしたか?

初めて見たときは、「台本通りの勝負服だな」という印象だったのですが、フィッティングした際には、スタッフさんたちがそんなに「ダサくない」と感じたそうで…。
私ももう少しダサくても良いのではないかと感じたので、修正してもらいました。

――それは、平手さんがかっこよく着こなしたから…ということも?

そんなことはないと思います(笑)。
勝負服は、もともと鮮やかな色合いのものが多いという印象なので、そこにどのように“ダサい”という要素を加えていくか…というところで、せめぎ合いがありました。放送では、満足いくものになっていますので、そこも楽しみにしていただきたいです!

――“勝負服”というだけあって、着てみると気が引き締まったということはあるのでしょうか?

そうですね、なかなか着る機会もないので、貴重な経験となりました。
あとは、勝負服に限らず、たくさんの衣装を着ました。“お馬さん”のお世話の時に来ているチェックのシャツや、トレーニングの時の服など…。これまでこんなに衣装変えが多い作品に出演したことがなかったので、とても新鮮でした。

――厩舎の場面のロケはいかがでしたか?

福島県の牧場を訪れた際は、本当に空気がきれいで気持ち良くて、アニメとかでよく見る世界がそのまま広がっていて、驚きました。全面がきれいな緑で、そのような景色を見る機会もなかなかないので、印象に残りました。

――では、最後にこのドラマの見どころをお願い致します。

初めてドラマの内容を読ませていただいたときに、だんだんみんなが仲間になっていく様が素敵だなと思ったので、そこを注目して見ていただけたらうれしいなと思います。

物語が進むにつれて瑞穂はどんどん成長し、“勝ちたい”の意味が自分のためではなく、“緑川厩舎の仲間のため”と、変化していきます。瑞穂の “誰かのため”という思いには共感できました。ぜひ、前編後編をお楽しみいただけたらと思います。