──母・きよ役の柴田理恵さんはどのような方ですか?
いろいろと気遣ってくださる優しい方です! 茨城で聖火リレーをするシーンは、衣装がタンクトップなのですごく寒かったんですけど、休憩に入るとすぐに「(上着を)着てな!」って(笑)。お母さんには毎回助けられています。
──聖火リレーのシーンの撮影はいかがでしたか?
みんなが応援してくれている中を走っていくのは、気持ちが良かったですね。大物になった気分を味わえました(笑)。でも、トーチを持って走るのって大変なんです。煙がすごくて、みんなで「機関車みたいだね」って言っていました。
──撮影ではアドリブも多いのですか?
そうですね。例えばせりふを言った後に「決めポーズ」をするところがあるのですが、監督から「何かやって」と指示があって。しかも撮り直しをする度に、違うポーズを求められるんです(笑)。
バス停のシーンで、三男が突然みね子に腕を引っ張られて、「おはようのポーズは!?」って言われたこともありました。僕も楽しんでやっているので、そういうところも伝わればと思いますね。
──青年団に乗り込むシーンも印象的ですが。
すごく緊張していて、前日は眠れなかったんです。珍しく三男が自分の感情をさらけ出すシーンでもあるので、小細工をせずに、等身大の三男の感情を素直に出そうと思って演じました。
──三男と泉澤さん自身は似ていますか?
そうですね。好きな人に直球なところ以外は似ています(笑)。自分はあそこまで好きな人に(アタックをしに)行けないので…。三男のすごいところだと思います。
友達や家族を大切にしていたり、たまに無理をして笑顔を作っちゃうところは、共感できるので素直に演じられていますね。
──三男と時子の関係は、今後どうなってほしいですか?
僕は時子とくっ付きたい! そうじゃないと、三男が報われないですよ(笑)。あんなに(好きだという)思いを告げてくれる人って、なかなかいないと思うんですよね。今はあしらわれていますけど、三男は「今に見とけよ」って思っていますから(笑)。
──では最後に、あらためて三男の見どころを教えてください。
茨城にいる時は幼なじみ3人の雰囲気を楽しんでいただきたくて、東京に行ってからは、全く違う人たちに囲まれてドギマギしながらも、3人で集まると元の空気に戻るという関係性に注目してもらえたらと思います。
今回、僕は本当に素直に演じていますので、そのあたりもぜひ見てください!
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