常に自分たちと目線を合わせ、一緒に笑い、一緒に泣き、“誰一人として置いて行かないからね!”と手を引っ張ってくれるLiSA。いつも自分たちを支えてくれているLiSAが歌う「紅蓮華」「炎」「明け星」のヒットは、ファンにとってこの上ない喜びだったに違いない。この日、LiSAが「炎」「明け星」「紅蓮華」を続けて届けると、ステージとフロアから互いを尊く想い合う、強い絆とプライドが一気に沸き上がった。お互いの存在を誇りに思える関係性の素晴らしさと強さを教えてもらった気がした。LiSAが10年という歳月を重ねて作り上げてきたこの景色と関係性は、誰にも崩すことはできない最高の宝物だと改めて感じた。
「10年、最高な日ばっかりじゃなかったけど、120点の200万点の300万点の“今日もいい日だ!”って言える完璧な日ばっかりじゃなかったけど、最低かもしれないひとつひとつを、みんなが会いに来てくれたこの1回1回を、大切に作った1曲1曲を、毎日生きてる1日1日を、最高じゃなかったなんて思いたくなくて、“みんなと生きてる今日は最高なんだ! 今日もいい日だっ!”と唱え続けて来ました。うまく言えないけど、“LiVE is Smile Always~LADYBUG~”ツアー、ここ日本武道館でみんなと迎えられたこと、今日は本当に本当に最高に“今日もいい日だっ!”って言えます。本当にありがとう。みんなが一緒に信じてくれた今日のように、私もみんなと生きた今日を信じてます。だから、思いっきり走ってていいよ。そして10年後も一緒に遊ぼうね! いろんな日を最高に変えてくれたのは、キミです! キミですキミですキミですキミです! みんなです!」
込み上げる感情と涙を必死で抑えながら、気持ちのすべてを言葉にしたLiSA。最高の瞬間を写真に残し、アンコールのラストに、“今日もいい日だっ。”を英語タイトルにしたB’zの松本孝弘作曲による「Another Great Day!!」を届け、12本の“LiVE is Smile Always~LADYBUG~”を締めくくったのだった。
この日発表された“LiVE is Smile Always〜Eve&Birth〜”。“the Eve” とタイトルをつけた公演は、2022年4月1日(金)東京エレクトロンホール宮城、4月12日(火)福岡サンパレスホテル&ホール。そして、“the Birth”は4月20日(水)日本武道館。
きっとまたLiSAは、最高の仲間たちとこの未来をさらに最高の日に塗り替えていってくれることだろう。
この先もLiSAと最高の仲間たちが “今日もいい日だっ!”を、ずっと大切に更新していってくれることを切に願う。
(取材・文/武市尚子)
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01. Letters to ME
02. Another Great Day!!
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