――鈴木さんのチーム8への思いも変わってきていますよね。
鈴木:そうですね。もちろん関東メンバーを応援するのもそうですけど、やっぱりチーム8が人気者になればいいなと思っていますから。最近は本当に考え方が変わってきたというか、他にもアイドル番組はいくつかやっていますけど、チーム8のみんなのこの感じがいいですよね。
――番組始まった頃からしばらくは「彼女たちのすごさを知ってしまったらバラエティーで絡みづらくなるから、チーム8のライブを見たくない」とおっしゃっていたのに、先ほどの収録では「チーム8のマネージャーになりたい」と発言されていました。
吉川:うれしかったです。
鈴木:この番組を続けている以上は、ライブは見に行きたくないですよ(笑)。見に行っちゃうと、ツッコミとかがね。最近もどうかなと思うんですけど…優しくなってきちゃって。本当だったら怒らなきゃいけないとかそういうところも、100回も超えてちょっとずつ違う新たな何かがね。また、スタッフさんがすごく愛情があるんですよ。それが乗り移っちゃって。
こんなはずじゃなかったとは思っていますよ。自分さえ良ければいいというタイプの人間ですから。はじめの(番組側の)発注はたぶんそうでしょうし。結局そういうタイプの人間じゃないですよね。変えさせられました、チーム8に。
吉川:うれしい。
鈴木:いや、うれしいじゃないだろ! 俺のキャラクターが潰れているんだからさ。弱っちゃいますけど、また新たなステージでいいのかなとも思います。
――チーム8のメンバー側からも、鈴木さんとの距離を縮めてきていますよね。
吉川:そうですね。最初は「絶対に(拓ちゃんとは)やっていけない」と思って。今まで共演してきた芸人さんとは違うタイプだったので、絶対に合わないんじゃないかなと思っていたんですけど、いつの間にかすごく意気投合していて。とてもやりやすいし、みんなも積極的に挑戦できるんです。他の番組だと、何か一言言うだけでも緊張しちゃったりとか、いっぱい笑いを取らなきゃみたいな感じで気を張っていたんです。でも、「バッチこーい!」は本当に何か成長させてくれる場所というか。
鈴木:みんな自由にしゃべるもんね。ひどい時は、カメラが回っている後ろで普通に私語をしているから。何か学校の先生みたいになっているなって。でも、ちょっと違う接し方になってきましたね。
はじめの頃は、結構怒ったりとか嫌なことを言ったりして、という感じだったと思うんです。徐々に誰かだけをえこひいきして、こんなことを言うとえこひいきされた人には申し訳ないですけど、誰かを上げておいて他の人を怒らせるとか、いろいろやっていました。でも、そうじゃなく本音の部分でみんなとぶつかるように、100回を超えてそういうふうになっていくんじゃないかなと思っています。
※高橋彩音の高は正しくは「はしご高」
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