AKB48チーム8の関東メンバー8人が“何かとバッチバチ”するバラエティー番組「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」(毎月2回日曜夜11:30-0:00、チバテレ)が、12月5日に放送100回を迎えた。月2回の放送で、4年2カ月にわたって放送。チーム8メンバーが、さまざまな企画に挑戦してきた。
地方局による番組ながら、AKB48ファンの中では話題となっており、千葉県外のファンから「見たい」という声が届いている。今回の放送100回を記念して、12月5日放送分の“完全版”をチバテレ公式YouTubeチャンネルで特別に配信中。
コロナ禍によるイベント自粛による影響もあり、テレビ局がネットで有料配信をすることも増えてきた昨今。MCの鈴木拓(ドランクドラゴン)は、同番組のネットでの配信も選択肢の一つとして提案。鈴木、吉川七瀬(AKB48)へのインタビュー後篇では、「バッチこーい!」の今後について聞いてみた。
――地方局ながら、地上波番組で放送100回は簡単なことではないと思います。
鈴木:そうですね。最近はキー局がだいぶ弱ってきているじゃないですか(笑)。今、松本(人志)さんとかお笑いの人は、みんな地方で番組を持っている。そんな中、(チーム8関東メンバーは)「バッチこーい!」でしっかりと千葉で根を下ろして、あとはいろんな所に出て活躍する。いつの間にか形になってきていますよね。
はじめはみんな「えぇ!?」って思っていたかもしれないけど、どんどんこういう形が当然になってきて、中央の力が弱くなってきて、それでYouTubeや地方でもみんなが番組をやっていくというね。「バッチこーい!」がうまいこと先駆けみたいになって良かったなと思いますね。
――今は千葉県だけの放送ですが、反響は大きいですよね。
鈴木:そうですね。僕のTwitterのフォロワーにすごいアイドル評論家みたいな人がいるんですけど、この番組が面白いんですって。いろんなアイドルの番組を見ている人なんですけど、「『バッチこーい!』は、もうAKB48、そしてチーム8にとっては見っけもんだ」みたいなことを言っていて。
吉川:AKB48内でも、最近は「バッチこーい!」が有名になりつつあるんです。番組が3年目の時くらいに「地上波のレギュラー番組がなくなっちゃったから」ってメンバーが集まった時に話が出て、「いや、『バッチこーい!』があるんだけど」って心の中で思っていて。だから、「みんな、もっと頑張らないといけないよ!」みたいな気持ちにはなったんです。その時は「『バッチこーい!』があるぞ」って言えなかったんです。でも、最近は先輩からも「千葉テレビで『バッチこーい!』やっているよね」とか言ってもらえるようになって、チーム8の他(関東以外)のメンバーからも「『バッチこーい!』に出たい」と言ってもらったりします。
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