「Beautiful Beautiful」のシングル配信から約3カ月後にリリースした「Moonlight」はバキバキのダンスチューンで、歌詞からはバンドが立ち上がろうとする意志を感じる。
内澤「この曲を書いた時期はバンドを続けていくことに対し、周りからいろいろなことを言われていて。それで、もう一回4人でしっかりやっていこうという気持ちを歌詞に入れました。より自分たちで責任を取れる環境に自分たちを置いて、かっこいいと思っている音楽を届ける環境を求めたので、これまで以上に意志は強くなっていると思います」
アルバムの中でも「Water」と「Gain」は特に挑戦的なサウンドだ。
内澤「これまでトランペットを入れたことはありますけど、サックスが入ったのは初めてですね。『Water』と『SuperCar』に入れました。今年のビルボードツアーで初めてサックスのサポートの人を入れてやったのがすごく良くて。『Water』は演奏するのがかなり難しいんですけど、その難しさがあまり伝わらないコストパフォーマンスが悪い曲(笑)。19/16拍子で」
伊藤「『Water』は曲が内澤くんからきて『かっけえ。レコーディング楽しみだ』って思って。でもいざ準備しようと真剣に聴いたら『これは大変だ』って(笑)。『ドラムの時間多めにください。これはせーのじゃできないです』って相談したんですけど、結局せーのでやったよね」
内澤「皆さんのスキルがすごく上がっていて、最近は大体1、2テイクで終わらせられるんですごいなと。信頼感があるから、面白いものを考えられるっていうのもあります」
伊藤彬彦「『Gain』には少しギターが入ってるんですが、ふざけて『ギター弾かしてくれ』って言って弾いたらやっぱり下手くそですぐ返しました(笑)。全員一回ずつ弾いてみたよね」
前田「全員一回ずつ弾いてみたよね?」
伊藤「うん」
前田恭介「そしたら、やっぱり佐藤が一番うまかったです(笑)」
佐藤「そこはね(笑)」
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