――だから3人仲がいいんですね。
パオロ:撮影ではよく話をしたよね。現場ではこの二人がいたからすごく楽しく過ごせました。
ベリッシモ:みんな世代が違うんですよ。20代、40代、50代って。まぁ僕が20代ですけど(笑)。
ペッペ:本当に冗談ばかり言っていて。でも3人とも初めてのお芝居だったのに、緊張はあまりしなかったです。きっと一人だけだったら慌ててよいお芝居はできなかったかも。二人のおかげです。
――二宮さんとのシーンも多かったですが、二宮さんの演技はいかがでしたか?
ベリッシモ:感動したね。常に余裕があって。
パオロ:プロの俳優だと思いました。
ペッペ:本当に色んなことが勉強になりました。そして優しかったです。僕は知らなかったのですが、同じシーンを何度も違う角度から撮るんですよ。そのために何度も同じ芝居をして…。ただ全体を通してだと二宮さんのセリフがあって僕のセリフがあるみたいなシーンでも、カットによっては僕のセリフから始めるみたいなときもあって。そんなときでも、二宮さんはカメラが回っていないのにセリフを言ってくれるんですよ。これは僕がセリフを言いやすくするためだけなのに。それがすごく演技しやすかったです。
ベリッシモ:本当にすごいよね。僕たちのことまで考えてくれて。
ペッペ:それ以降、僕は二宮さんのマネをして、そういうシーンではセリフを言うようにしました。二宮さんは現場の先生でしたね。
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