『潜水艦カッペリーニ号の冒険』で“陽気なイタリア人”を演じる3人が二宮和也との撮影を振り返る「二宮さんは現場の先生でした」<インタビュー>

2021/12/28 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「潜水艦カッペリーニ号の冒険」に出演するペッペ、ベリッシモ・フランチェスコ、パオロ 撮影=阿部岳人

――二宮さんがカンツォーネをイタリア語で歌うシーンもありました。

パオロ:とてもお上手でした。二宮さんは歌もピアノもできるし、音楽をやられているので、耳がすごくいいんだと思います。イタリア語のイントネーションや声の出し方もイタリア人っぽい発音になっていて、本当にすごかったですね。

ベリッシモ:イタリア語のセリフも上手でした。

――二宮さんの作品はご覧になったことありましたか?

ペッペ:見ていましたよ! (クリント・)イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」(2006年)。

ベリッシモ:イタリアでもヒットしたので、多くのイタリア人が見ています。

ペッペ:感動しましたね。すごく面白かった。

ベリッシモ:このドラマもそうですが、イタリアと日本は三国同盟なので。そこには深い思いがあります。

――今回の物語は実話をベースに作られていますが…。

パオロ:こういう物語があったなんて知らなかったです。

ペッペ:歴史の出来事は大体知っているつもりになっていたけど、そこまで深く考えていなかったです。あの時代、実際に世界の色んな所にイタリア人がいて、その人たちがどうなったのかなんて考えたことがなくて…。日本にも多分、多くの人たちがいたんじゃないかな。そんな人のことをこのドラマのおかげで知れて、いろいろ調べて勉強しました。すごくいいきっかけです。