――二宮さんがカンツォーネをイタリア語で歌うシーンもありました。
パオロ:とてもお上手でした。二宮さんは歌もピアノもできるし、音楽をやられているので、耳がすごくいいんだと思います。イタリア語のイントネーションや声の出し方もイタリア人っぽい発音になっていて、本当にすごかったですね。
ベリッシモ:イタリア語のセリフも上手でした。
――二宮さんの作品はご覧になったことありましたか?
ペッペ:見ていましたよ! (クリント・)イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」(2006年)。
ベリッシモ:イタリアでもヒットしたので、多くのイタリア人が見ています。
ペッペ:感動しましたね。すごく面白かった。
ベリッシモ:このドラマもそうですが、イタリアと日本は三国同盟なので。そこには深い思いがあります。
――今回の物語は実話をベースに作られていますが…。
パオロ:こういう物語があったなんて知らなかったです。
ペッペ:歴史の出来事は大体知っているつもりになっていたけど、そこまで深く考えていなかったです。あの時代、実際に世界の色んな所にイタリア人がいて、その人たちがどうなったのかなんて考えたことがなくて…。日本にも多分、多くの人たちがいたんじゃないかな。そんな人のことをこのドラマのおかげで知れて、いろいろ調べて勉強しました。すごくいいきっかけです。
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