作品に関して印象に残っていることを聞かれた堀江は「これは『トライブナイン』ならではだなと思ったのが、台本の最後に『キャラクターのことは忘れ、ご自身の素の声でしゃべってください』という箇所があって。本編とは全く関係のない『今日はいい天気だな』みたいな…。その時点で『この作品は、ほかの作品のとは違うことをしたいんだな』という雰囲気を感じて、そこで緊張のギアが1段階上がりました」とコメント。
さらに役作りに関して「オーディションを受けて、キャラクターのテンションをもっとナチュラルにするアプローチもありなのかな、と自分で探りながらキャラクターを作っていきました」と振り返った。
これを受けて青木監督は「素の声をいただくことは僕のオーダーだったんです。オリジナル作品ということもあり、シナリオが固まりきっていなかったこともあって、キャストの声からインスピレーションをいただきたいなと思っていて。我々が“演じてほしい”声に加えて、その人(キャスト)の持っている雰囲気だったり、表現の仕方だったりをキャラクターにフィードバックしたくてそのようなオーダーをしました」とオーディションの意図を明かすと、堀江は驚きつつも納得した様子を見せた。
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