4月7日よりスタートしたドラマ「ワカコ酒 Season3」(毎週金曜夜11:30-0:00 BSジャパン)。同名人気漫画を原作に、武田梨奈演じる酒呑みの舌を持って生まれた26歳のOL・村崎ワカコがさまざまな場所で一人酒を堪能するグルメドラマだ。今回主演を務める武田にインタビュー、作品に懸ける思いや、今後挑戦したいことなど、話を聞いた。
――「Season3」が決まったときの率直な感想をお聞かせください。
以前「Season2」の撮影が終わったときに監督たちと、「ここまで来たら絶対3をやりたいですね」と言っていたんです。こんなに早くに実現するとは思わなくて、正直びっくりしました。本当にうれしいです。
――武田さんご自身も、作品への手応えを感じていましたか?
今まで、「空手の子だ」とか「瓦を割っている人ですよね」と声を掛けていただくことが多かったのですが、最近では「お酒の番組やっている人ですよね」とか、「『プシュー』って言っていますよね」と声を掛けてくださる方が増えました。新しいイメージで覚えてくださる方が多く、すごくうれしいです。
――プロデューサーからも、シーズンを重ねるごとに武田さんがお酒に強くなっているとのお話でしたが、いかがでしたか?
純粋にお酒が好きになりました。このドラマが決まる前までは、自分から進んでお酒を飲むこともなく、お酒に弱い方だったんですが、このドラマが始まる前くらいまでに勉強を始めて、いろいろなお酒の場所に行ったりして「お酒っておいしいな」「お酒って楽しいな」と思えました。そこからどんどん興味が湧いてきて、今は生活の一部になりました(笑)。
――演じていく中で、何か手応えを感じたことはありますか?
当初は、“武田梨奈とお酒”というイメージがまったくない中で、どうして私を選んでくださったのかという気持ちがありました。それが役を演じていくうちに、アクションと飲んだり食べることは似ているなと感じるようになりました。
アクションの撮影のときは、「パンチがきたら避けて、次は私がキックをする」というふうに、順番は決まっているんですけれど、本番になるとお互いに力が入って、順番が変わったり実際に当たったりしてリアクションも違ってくるんです。
食べるシーンの撮影のときも、想像していたのと違う味がきてリアクションも台本と変わってしまい、そういう意味では、食べることもアクションなんだなと実感しました。そういうときは、リアルさを大事にするため監督と話し合い、モノローグやお芝居が変わったりしました。
――普段行きつけのお店はありますか?
近所のなじみがあります。言わなくても「ホッピーでしょ?」みたいな感じでホッピーが出てきます(笑)。
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