小芝風花、“役作り”に対する意識の変化「胸を張って言えるようになりました」<2022年新春晴れ着Interview(前編)>

本田望結 ●撮影:永田正雄

本田望結インタビュー「Twitterは本当に難しいです」


――晴れ着のお気に入りポイントを教えてください。

やっぱり色。赤と黒、ゴールドの組み合わせがいいですね。今回で9回目の出演なんですけど、最初の頃は七五三用の小さいピンク色のをずっと着ていて、大人のサイズが着られるようになったと思ったら、今年は急にがっつり大人の女性の雰囲気でした。今年も妹が横にいたので、いつも以上に背筋が伸びるというか、しっかりしなきゃと思って晴れ着を着ました。

――着物もそうですけど、普段の洋服でも好みの色とか変わってきましたか?

色というより、私の場合は常に「動けるか動けないか」が服を選ぶポイントなんです。いつどこでも運動できるような格好がいいので。色は黒や濃い緑とか、そういう渋めの色を着ちゃいがちなんですけど、最近はちょっとカラフルな服を着たいなと思うようになってきたので、2022年は「カラフルな服を着る」ということをテーマに頑張ります。

――2021年は歌手デビューもされて、女優、フィギュアスケーターと「二刀流」どころじゃない、本当にマルチな活躍をされていますね。

いえいえ、私はただいろいろやっているだけで極めたわけではないので、「二刀流」と言っていただくにはまだまだです。でも、好きなことをたくさん見つけられたというのは良いことだと思いますので、この挑戦を続けていきたいなと思います。

――フィギュアスケートの大会と女優としての撮影などが、同時期に重なってしまって大変だった、ということはありますか?

やはり小さい時からフィギュアスケートの大会と作品の撮影が重なるということは、毎年のようにありましたので、それに関してつらかったということはありません。歌手だったり、船の免許を取ったりしたのも、女優やフィギュアスケートの延長線上にあるもの。女優さんの活動の中の歌であったり、フィギュアスケートで自分が作った曲で滑りたい、という夢のためだったりしますので。

そういう夢を一緒にかなえてくださる方に巡り会えたのが幸せなことですし、体力だけは自信があるので、しんどさはゼロですね。

――点と点がすべて線でつながっているんですね。

プライベートで勉強したことがお仕事に役立ったりすることもあります。私は小さい時から踊ることが大好き。始めたのはフィギュアスケートのためでもあったんですけど、今回の歌手の活動でもダンスをメインの楽曲を出すことができました。私の名前の「“望”んだことを全て“結”べるように」という、母の願い通りになれているなと思いました。

――本田さんといえば、Twitterの公式マークがなかなかつかないとツイートされていましたね…(笑)。

そうですよ!Twitterは本当に難しいです。姉や兄にも私のアカウントが公式かどうか疑われているんです(笑)。本当のアカウントかどうか…たぶん信じるか信じないかはあなた次第かもしれませんが、本当でございます!

――2022年は寅年ということで、トライしたいことは?

今、たくさん資格を勉強しているのですが、やはり18歳になるということで車の免許を取りたいです。15歳の頃からずっと車の免許のことを考えているくらいで、運転できる女性はカッコイイなとずっと思っていました。

6月1日に誕生日なので、4月くらいから勉強して18歳になった瞬間に免許を取って、家族や大切な方を乗せてドライブしたい。それは、今年絶対にトライしたいことです。シミュレーションはバッチリなので、あとは誕生日がくるのを待つばかりです(笑)。