小芝風花、“役作り”に対する意識の変化「胸を張って言えるようになりました」<2022年新春晴れ着Interview(前編)>

本田紗来 ●撮影:永田正雄

本田紗来インタビュー「切り替えはやっぱり難しいです」


――晴れ着のお気に入りポイントは?

リボンが好きなのと、いろいろな方に「ピンクが一番いい」と言ってもらえるのでピンクなのがお気に入りです。あまり普段はピンクを着ないので、お着物で着られてうれしいです。

普段はお兄ちゃんのお下がりを着ていたりして、割と暗い色で緑色の洋服とか、男の子っぽいパーカーを着ることが多いので、今回は女の子らしい色で良かったです。

――芸能活動とフィギュアスケート選手としての活動、うまく切り替えできていますか?

頑張ろうと思うんですけど、切り替えはやっぱり難しいです。ちゃんとできていない部分もあるんですけど、自分がどう頑張ればいいのか考える時間も好き。女優のお仕事でもスケートでも、いいお手本になるお姉ちゃんたちが近くにいるので、たくさん学んで、追い掛けていけたらいいなと思います。

――お姉さんに相談することもあるんですね。

フィギュアスケートのことがメインですけど、CMだったりこういうイベントだったりすると「服の裾を上げて」とか「話す秒数に気を付けて」とか、いろいろ教えてもらいます。スケートでも、こうしたら点数が伸びるとか、お客さんへの見せ方とかも聞いたりしますね。

――いろいろな活動でお忙しいと思いますが、リラックスできる時間は?

寝ることが好きなので、前までは寝る時間が一番リラックスできたんですけど、最近はお友達としゃべっている時間が幸せだなって感じます。

1年生のときは学校が基本的にオンライン授業だったので、今はみんなと一緒に受けられて、そういう何気ないことが楽しいなって思えます。学校では、みんなアニメの推しとか、恋バナとかしていますが、私はそれを聞いているのが好きです(笑)。

――2022年は寅年ということで、トライしたいことは?

挑戦というより、いろんなことをさせていただいているので、ちゃんと結果が出せるように頑張りたいです。そして「今日1日頑張れたな」と思うことが増えていけばいいなって。頑張り過ぎるのは良くないと思うんですけど、甘えず、逃げず、いろんな人に支えていただきながら成長できたらなと思います。