高橋ひかる、“同期”の活躍は「すっごく刺激になりました!」<2022年新春晴れ着Interview(後編)>

井本彩花 ●撮影:永田正雄

井本彩花インタビュー「人として軸があって芯もしっかりした女性になりたい」


――晴れ着のお気に入りポイントは?

今回は下がピンクでかわいらしく、上は黄色で淡く、帯締めが濃いピンクで、すごくハッピーな気分になります。私服はほぼブラックで、ストリート系のコーデにハマっていて、ガーリーというよりストリート系のボーイッシュな感じが多いので、こういう着物が着られてうれしいですし、お気に入りです。

――私服は以前からボーイッシュでしたか?

「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系)に出るようになり、スカートを全然はかなくなってしまって。着心地が楽だけどおしゃれな感じに見えるものが好きになりました。そうなるとストリート系がいいなと思って、最近はオールブラックやモノクロコーデにハマっています。

――2021年は何といっても「仮面ライダー」の年でしたね。

そうですね、仮面ライダーでいっぱいでした!5月の後半にオーディションの合格発表があって、顔合わせして、映画を撮影してレギュラー放送に入ってと、怒涛(どとう)のスケジュール。朝も早くて大変だったんですけど、現場に入るとキャストのみんながいて、本当に楽しくて。アットホームな感じで、疲れていても疲れが吹き飛ぶような場所なので、本当に充実した日々を過ごせています。

――他のドラマの現場ともまた違う感覚ですか?

そうですね、とにかく朝が早い!というのが一番大きいです。それにようやく18歳になって、(労働基準法の)“夜10時の壁”を気にしなくて良くなりました。18歳の誕生日も撮影だったんですけど、早速夜11時頃まで撮影していました。いきなりそこで大人を実感しましたね(笑)。

――そしてもうすぐ20歳。こういう大人になりたいという展望はありますか?

仮面ライダーでは末っ子の設定で妹的な立場なんですけど、実際の家族では弟がいて、姉の立場なので、何でもできてみんなから頼られるような女性になりたい。しっかり人として軸があって、芯もしっかりした女性になりたいです。

――井本さんといえば大食いのイメージも強いですが、大食いは健在ですか?

キャストの中では一番食べるんじゃないかな?というぐらいですね。ロケ弁が余っていたら、たまに「もう一個いいですか?」って言っちゃいます(笑)。でも、大食いというより、一般よりは食べる方、というくらいだと思います。

――最近ハマっている食べ物はありますか?

最近はチョコレートをよく食べます。あまりお菓子を食べないようにしていたんですけど、寒くなってきて、温かい飲み物とチョコの組み合わせっていいなあって思って。チョコは毎日食べている気がします。撮影の合間にも甘い物が必要なので、よく個装されている一口サイズのものを食べますね。決して板チョコを丸ごと食べているわけじゃないですよ(笑)。

――最後に、2022年は寅年ということでトライしたいことは?

京都にいた中学3年頃までクラシックバレエをやっていたんですけど、東京に来てからも少し体を動かしたいなと思って。体を動かすとストレス発散になって、自分を開放できるし、楽しいので。クラシックバレエやコンテンポラリーダンスをまた始めて、以前の感覚を取り戻し、そしてお仕事の役につなげていけたらいいなと思います。


◆聞き手=月山武桜

※記事内、高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記