——では最後に、言葉を生業にするアナウンサーということにちなみ、「仕事で大切にしている言葉」、「誰かに言われた心に残っている言葉」、「好きな言葉」、この3つを教えていただけますか?
本当にいろんな方とお会いできますが、その場だけになってしまうことも多いので、一つ一つの出会いを大切にして、仕事に向き合わないといけない、と思っています。番組そのものもそうですし、スタッフさんや共演者の方も。少しでも多くコミュニケーションを取るなど、意識して取り組んでいます。やっぱり一緒に仕事するのは“人”なので。人を大事にしていきたいなと思っています。そして「また一緒に仕事したいな」って思ってもらえるような人でいたいなと思います。
ちょっと仕事でいろいろあったときに、マネジャーさんたちに言っていただいたんです。フリーってやっぱり心細いじゃないですか。一人で頑張らなきゃいけないっていう気持ちがすごくあったんですけど、ここまで一生懸命になって考えてくれてる人たちが近くにいるんだって思ったときに、“この人たちのためにも頑張らなきゃ”ってより思えました。
最初に聞いたときは頭の中が「?」になったんですけど、ずっと心に残っているんです。私が進行を担当した講演会で、登壇された方がおっしゃっていた言葉で。いいことと悪いことは、縄のように交互にやってくる、と。だから、落ち込んでつらいときだって、いいことは必ず巡ってくる、という意味ですね。私、「この言葉、座右の銘にしよう」って思ってもすぐ忘れてしまうタイプなんですけど(笑)、この言葉は素敵だなって思って、覚えました。
すみ・れいな=1990年5月12日生まれ、岐阜県出身。B型。現在は「炎の体育会TV」(TBS系)にレギュラー出演するほか、多数の雑誌のグラビアを飾るなど幅広く活躍。自身が撮影した「週プレ プラス!写真集『スミ撮。』2021.9~2021.11」がデジタル限定で発売中。
交流のある同事務所所属のアナウンサーは「岡副麻希ちゃん、馬場ももこちゃん。最近一緒にお仕事したこともあり、今井美桜ちゃん、高木由梨奈ちゃん、田﨑さくらちゃんとも会っています。あと、モッチー(望月理恵)さんは、SNSでは結構やりとりさせていただいているのですが、まだお会いできていないので、2022年はぜひ会いたいです。ゴルフもされるとおっしゃっていたので、いつか一緒に回りたいな。実は、この連載のモッチーさんの記事を読んで、いつも機嫌のいい人でいたいって。『めちゃくちゃ分かる、私もそう思ってる。でもできない』と思っていました。私、感情がとても顔に出やすいんです。凹んでいるときは暗いし、周りがすぐ分かるレベルで。といっても、あまり引きずらないタイプなので、それはそれで、自分にできるスタンスで無理のないようにいようと。理想は、モッチーさんのような“機嫌のいい人”でいたいんですけど、たぶん自分はできないので…。だから、せめて引きずらないようにしようって思っています」
文=四戸咲子
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