佐藤流司の素顔に迫る約100日間!「今年はいつも以上に濃い1年にすることを狙っていました」

2021/12/24 19:39 配信

芸能一般 インタビュー

約100日間密着したドキュメンタリー番組『佐藤流司「流」』に出演する佐藤流司

ミュージカル「刀剣乱舞」の加州清光役をはじめ、ドラマ、バラエティ、さらにはアーティスト活動まで展開する俳優・佐藤流司。彼に約100日間密着した、全3話構成のドキュメンタリー番組『佐藤流司「流」』が、12月25日(土)にフジテレビTWOにて初放送されることが決定。
第1話は「俳優の佐藤流司」をテーマに、舞台に挑戦する姿やプライベートでも仲の良い俳優・鳥越裕貴との対談、そしてアニメ「錆色のアーマ」での声優の仕事に向き合う姿に迫る。第2話は、1月に誕生日を迎える佐藤の誕生日観光企画を行い、「バラエティの佐藤流司」を見せていく。そして第3話では、自身のバンドプロジェクト「The Brow Beat」の東京公演までの日々に密着し、「アーティストのRyuji」を届ける。

今回は対談収録直後の佐藤にインタビューを実施。番組に寄せる思いなどを聞いた。

――今回の企画を知らされた際の第一印象をお聞かせください

「単純にありがたかったですね。応援してくださっている皆さんに、俺が普段、どんなことをして、どんな思いで仕事をしているのかというのが伝われば、俺の舞台とか映画とかドラマといった作品を、今まで以上に楽しく観てもらえるんじゃないかなという思いがあったので『素晴らしい仕事をいただけたな』と感じました」

――今日は、鳥越裕貴さんとのトークを収録されましたが、感想をお聞かせください

「やっぱり俺が好きな人間っていうのは、俺と考え方が近いんだなと再認識しましたね。共感できる部分がたくさんあったし、『自分を俯瞰して見ることができる人間』が好きなんだなと改めて思いました。鳥越君のことは俺が指名させてもらったんですけど、信頼しあっている仲なので、かしこまった感じは全然なかったですね。対談では『俺の友達って本当にかっこいいんだぞ』というところを感じてもらいたいです。俳優として、本当に芝居がすごいなと感じているのが鳥越裕貴なので、『イチオシの人』という感じです」

――今年で活動10周年を迎えられましたが、振り返ってみてのお気持ちを聞かせてください

「長かったな、と思います。10年ってこんなにかかるんだなって思いましたね。体感で言ったら20年分くらいあったなって。今年の活動で言えば、The Brow Beatがメジャーデビューしましたけど、俺、それも含めて今年2回メジャーデビューしましたからね(笑)。どういうことなんだって。あと、『ミュージカル「刀剣乱舞」 五周年記念 壽 乱舞音曲祭』では、いろんなことがあったということもあって、久しぶりに舞台上で感極まったなと思いました」

――2021年はどんな年でしたか?

「今年はいつも以上に濃い1年にすることを狙っていました。去年の分を取り返さないといけないし、エンタメというものは絶対、いつか風化するし飽きがくると思っているので、早くしないと自分自身もそうだし、お客様の熱もどんどん冷めていっちゃうから早く取り返さないとという思いで焦りもあった1年だったかな、とも思います」

――2022年に実現したいことはありますか?

「2022年も、もうバッツリ埋まったんですけど、来年は個人的にかなりおもしろい1年になるんです。今年以上におもしろいっていっても過言じゃないという感覚で。それを粛々と、何の問題もなく1年過ごすというのが目標ですね」

――多忙な日々の中で、佐藤さんを癒してくれる猫ちゃんたち(もちお・みるた)についてもお聞かせください

「新顔のみるたは、ミヌエットの男の子です。うちは野郎3匹でやらせてもらっています(笑)。ぷにおが亡くなってから、もちおがすごく寂しがって、俺の姿がちょっと見えなくなるだけで声が枯れるまで鳴くようになっちゃったんですよね。どうにかしてあげないと、と思っていた時に、みるたと運命的な出会いをしまして。その後、2人が仲良くなって一緒に遊ぶようになってからはもちおも落ち着いたので、新しい家族を迎えてよかったなと思いました。俺、SNSが本当に苦手なんですけど、今後はもちおとみるたの画像を上げていこうと思います(笑)」

――番組の放送を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします

「本当に裏側もバシバシ撮ってもらっているので『役者・佐藤流司』という仕事を追体験できるのかなと思っています。対談の他にもいろいろ楽しい企画があるので、ぜひご覧になっていただいて、人生の何分の一かを割いていただけますと幸いです。よろしくお願いします」

撮影・取材・文=中村実香

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