――今年はメンバーの卒業や、YouTubeチャンネルの設立など、色々なことがあったと思いますが、i☆Risにとってどのような1年でしたか?
芹澤:メンバー卒業があると、マイナスなイメージや、グループが“壊れかけている”印象を与えてしまっているかもしれないんですけど…。私たちは今回のタイミングを前向きに捉えているんです。みんな大人になってきたなかで、これからは「女性らしさを押し出していこうかな」とか。いい意味で“イメチェン”したのかなと思います。
――今年、皆さんが印象に残った出来事を教えてください。
茜屋:やっぱりツアーですかね。3月に6人体制で澁谷の卒業ライブやった後、ほとんど時間がないなかでフォーメーションや歌詞割りを組み替えて臨むことになったので、本当に大変でした。なかなか頭と身体が追いついていかない時もありましたね。
若井:同じく、ツアーのリハーサルが一番印象深くて…。メンバー全員が、目標に向かって一丸となる感覚も本当に久しぶりでした。同じ方向に向かって集中した時間や、壁を乗り越えた達成感など、すごく大事なものが得られたツアーだったなと思います。
久保田:ずっと振り入れをしていた1年間でしたね。コロナ渦で一部の公演が延期になった関係で、普段よりも2ヶ月くらい長くツアーをやっていたので、そのぶんやることも多かった。何かの振り付けが終わると、すぐに別の振り付けが始まる状況が続きました。夏にリリースした『Summer Dude』、今回リリースした『12月のSnowry/ハートビート急上昇』、どちらも、MV撮影のために2曲分のダンスを覚えましたしね。本当に、ずっと「振り入れ」をしていた一年だったなと思います。
芹澤:個人的には、シングルの「Summer Dude」がすごく好きで、気に入っているんですよ。MVを見た方から、「可愛いね」って言ってもらえることも多くて…。これまでは「ザ・アイドル」な派手な衣装で活動してきましたが、「Summer Dude」からはビジュアルの方向性も一新していて。女性らしいMVを褒めてもらえるユニットになれたことがすごく嬉しかったです。
山北:全体的に思い出に残ることが多い1年でした。「Summer Dude」のMVの中に、レモンを持っているシーンがあるんです。「これ、テレビジョンだね」って言いながら撮影していたら、今日は取材に来ていただけて…。取材スケジュールの「ザテレビジョン」の文字を見て、本当に驚きました。興味を持ってもらえて嬉しかったです(笑)。今度はレモンを持たせてもらえるように、これからも頑張っていきたいですね。
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