2021年を振り返って、岸は「去年の3月27日にデビューライブをする予定だったんですけど、コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。今年はメンバーも増えて、ライブもすることが出来て、『順調かな』って思えた頃にTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2021)があって、1日目が台風で中止になり、2日目は私たちの出番の10分ぐらい前に雷雨のため急遽中止になってしまいました。7人になっていいことも増えた年ですけど、ちょっと不運続きな年でもありました」と残念そうに振り返った。
宇咲も「『頑張るぞ!』って円陣を組んで『行くぞ!』っていう時にまさかの中止を知らされて、映画のように号泣しました」とTIF当日のことを回顧。中止の知らせを聞かさせた時、たまたま席を外していたという水湊は「遠くからみんなの声が聞こえてきて、『なんだか楽しそうだな』。めっちゃ笑ってる!」って思って戻ったら、みんな号泣してて」と、その時の様子を語った。
そんな不運なエピソードが明かされたが、宇咲が「今年に入って、みんなと“はじめまして”の状態で3月にグループに入りました。私、今年は厄年で新年早々に足をぶつけたり、小さいけど嫌なことがあったりしたんですけど、こうしてバンビ(#ババババンビ)と出会えたことが一番良かったです」と話すと、池田は「やだぁ、いいことに言ってくれる!」と喜び、他のメンバーも笑顔になった。
CDのリリースといううれしい出来事で2021年を締めくくることが出来た#ババババンビ。2022年の目標については、池田が「全国ツアーが残っているので、全て無事に終えることが目標です。3月にZepp Yokohamaでファイナルを迎えますが、8月にも一度やってるんですけど、席が埋まらなくて悔しい思いをしました。3月は全部埋めて、8月よりも楽しいライブができたらいいなと思います。そして、無事終えることが出来たら、日本武道館を目標にして、もっと頑張っていきたいです!」と、その先の大きな目標を力強く話した。
◆文・撮影=田中隆信