わーすた・坂元葉月、“卒業ライブ”でグループ卒業&芸能界引退 ファンに感謝「すごく愛されてたな」

2021/12/25 20:32 配信

アイドル 会見

坂元葉月の様子に驚き「なんでそんなに緊張しないの?」

わーすた囲み会見より 撮影:田中隆信

最終リハを行った一昨日は、他のメンバーも実感がなかったという。廣川は「2部のリハーサルで『以上、わーすたでした!』って最後のあいさつを口にした時、瞬間的に涙が出てきましたけど、それ以外は実感がなくて。みんなでふざけたりしてましたし、帰る時も『じゃあ先に帰るね。バイバイ!』って何の情緒もなく別れました。でも、それがわーすたらしいのかなって思いましたね(笑)」とその時の様子を振り返った。

今日の様子はというと、三品が「今の今まで、楽屋での葉月は気が抜けてるというか、歌を口ずさんだりしてて、『なんでそんなに緊張しないの?』って逆に心配になっちゃうぐらいでした(笑)。まぁでも、それを見てたら『葉月らしいな』って思えて、私も落ち着きました(笑)」と明かした。そして、小玉も「今日も5人の空気感は変わってなくて、最後のライブが始まるまでは実感することはないんだろうなって(笑)」いつも通りの雰囲気だったと話しながらも、「最後という事実は変わらないので、『最後なんだ』っていう気持ちはしっかりと持ちつつ、この後のライブを頑張りたいです!」と気持ちを引き締めた。

松田は1部(昼公演)が始まる直前に実感が湧いてきたようで、「1部が始まる前、廊下で葉月と写真を一緒に撮ったんですけど、『今のうちに撮っとこ!』みたいなノリで撮ってたら、『あと何回撮れるのかな?』って考えちゃって泣きそうになっちゃいました。なので、2部は思い詰めすぎないようにして、笑顔で葉月を送り出せるように、楽しくライブをしたいと思います」と笑顔を見せた。

最後の公演が始まる直前、坂元は「本当にこれが私にとって最後のライブになります。今まで実践してきたことだったり、みんなで頑張ってきて成長したところを全力で皆さんにお届けします。最後までみんなで楽しく、ファンの方にも『卒業ライブだったけど楽しかったよ!』って言ってもらえるようなライブにします!」と意気込みを語り最後のステージに臨んだ。

2022年1月10日、東京・山野ホールで4人体制初のワンマンライブ『The World Standard 〜改めまして、わーすたです!』〜」の開催が決定している。

◆取材・文=田中隆信