Lilかんさい、“メンバー全員現役高校生”のフレッシュな単独公演レポ!

2021/12/27 13:58 配信

音楽 アイドル

大西風雅&岡﨑彪太郎の「ONI-CHAN」。“こたふうお兄ちゃん”の「どっちを選ぶの?」バトルがクールに繰り広げられた ※提供写真

5人の魅力満載なスクールコーナー&プリンスコーナー


そして中盤はスクールコーナー。なにわ男子からのお下がり制服衣装で登場した5人は、関西ジャニーズJr.のチビッコたちと一緒に、「School Girl」などの学校ソングを寸劇仕立てに披露。机に座って教科書を小道具にしたり、給食で配られたバナナやパン、牛乳をマイクにしたり…出演者の全員が現役小中高生だけあって、リアルなワチャワチャ感が楽しい。

コーナーラストは「フィルター越しに見た空の青」。放課後の夕焼けを思わすライトの中、思い出に浸り歌う様子は、“5人のある日”を目撃したようで、胸がギュッとなる。「最後にみんなで写真撮ろ」(岡崎)と、ビジョンに映し出された集合写真は、男子高校生の素顔そのものだった。

後半は王道プリンスコーナー。メンバーカラーのキラキラマント付き白衣装をまとった5人は、クリスマス感たっぷりのライトの中、「キミへのキャロル」を歌唱。センター位置を順番に変えていくも、誰がセンターに来ても収まりがよいのもLilかんさいの魅力だ。

「プリンシパルの君へ」では肩に両手を乗せ電車のような振付をしたり、メンバーの頭をコツコツしたり。「I promise」では優しい笑顔で小指を立てて永遠の愛を約束、客席をボーッとさせたところで、彼らの代表曲「Lil miracle」へ。“いつも君だけの王子様”と自ら王子宣言をして締めるという、完璧なプリンス布陣に脱帽だ。

大西&岡崎ユニットで披露した「ONI-CHAN」では、“ふう兄ちゃん”と“こた兄ちゃん”が女子のファンに扮(ふん)したチビッコたちをはべらせ、コミカルソングをくすりともせずかっこよくやりきる。