4月13日、都内で「サッポロビール黒ラベル新CM発表＆THE PERFECT BAR 2017オープンイベント」が行われ、CMに出演中の妻夫木聡が登壇した。
黒ラベル40周年を記念し、今年40歳になる中田英寿出演の新CMが上映されると「時代を切りひらいてきた人ですよね。紳士な方で一つ一つの質問に真摯(しんし)に答えてくださいました」と撮影で共演した中田の印象を語った。
また、「順番的に話を聞いてから飲むカットを撮るんですが、皆さん最初に飲めると思っていらっしゃるんですよね(笑)。“飲みながら話しができるんじゃないの？”っていう(笑)。いつもプランナーが用意した質問があるんですが、それ以外でもざっくばらんに話しながら、相手の言葉を引き出せたらと、僕自身も柔軟な体制で臨んでいます」と撮影のエピソードを明かした。
これまで「大人エレベーターシリーズ」ではいろんなジャンルの“大人”と出会った妻夫木。そこで影響を受けたかという質問に「それぞれの人生を楽しむこと、を勉強させていただきました。中田さんは、若くして引退したことについて“サッカーを楽しめなくなった自分がいた”とおっしゃっていたんですね。それを聞いて、僕もいつか役者を楽しめなくなることがあったら考えるべきなのかなと思いました」とコメント。
そして、40周年にちなみ、40歳に向けての展望は“丸くならず星になる！”と宣言。「40歳はベテランの域で、自分の意見が丸くなっていくと思うのでとんがっていきたい」と発言し、司会者から「とんがっていく？」とツッコまれると「…とんがってます！っていうとわがままな俳優みたいになっちゃいますね(笑)。来るものを待っているだけじゃなくて、自分から動こうと。作品に対してもお芝居に関しても、攻めていかないといけないんだろうなと思います」と語った。
最後は黒ラベルCM発表イベントでは恒例のビールサーブをしっかりこなし、40周年の黒ラベルをPRした。