AKB48・チーム8の小栗有以と本田仁美が20歳となり、1月10日に成人の日を迎えた。2014年のチーム8発足時は末っ子の12歳だったが、小栗はAKB48のセンターを任される存在となり、本田は韓国・IZ*ONEでの活動を通して大きく成長し、2021年5月にAKB48へ帰ってきた。チーム8関東メンバーがレギュラー出演する「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」(毎月2回日曜夜11:30-0:00、チバテレ)では、1月23日(日)の放送で小栗の20歳を記念した企画を実施。収録後、今ではAKB48を支える中心メンバーとなった“ひぃゆぃ”の二人に、20歳を迎えた心境、互いの存在についてなどを語ってもらった。
――20歳となった心境から聞かせてください。
本田:私自身、20歳は自分にとってすごく遠いものだと思っていたので、改めて自分が本当に20歳になった時はまだまだ実感がなくて、周りから言われてどんどん実感していっている感じです。でも、自分自身でもちょっと大人っぽくなれた部分はあるのかなっていうのはあります。
小栗:私も実感はないんですが、20歳になったらしっかりしなきゃとか、もう大人だから自立しなきゃっていうのはどうしてもあるし、私もそうなろうとは思うんです。でも、お兄ちゃんからLINEでお誕生日にメッセージが来て、暦では20歳だけど、でも自分の好きな年齢で…あ、おばあちゃんでした(笑)。
おばあちゃんが「暦では20歳だけど、自分の好きな年齢でいていいんだよ」と言ってくれて。確かに20歳ではあるけど、「自分が好きな年齢でいる」という言葉で気持ちが楽になったので、20歳だからといって気負い過ぎず、でもしっかりしていけたらいいなと思いました。
――周囲の人たちはどんな反応ですか?
本田:メンバーから言われました。小学校を卒業してすぐに(チーム8に)入ったので、「ひぃちゃんがお酒を飲めるようになったんだ」みたいにビックリされました。
小栗:私もメンバーから同じようなことを言ってもらいました。あと、スタッフさんも私たちは特に“クソガキ”みたいな…。
本田:そう、クソガキだったから(笑)。
小栗:確かにいたずらをするのが好きで、人にドッキリを仕掛けたりとか、そういうのがすごく好きだったので、そんな私たちが20歳になったということで、みんなが「大人になったね」と言ってくれるのはすごくうれしいです。みんなと同じ立ち位置に、仲間入りができたなって。
――いたずらをされていたんですね。
本田:今の(若い)子はみんなしっかりしていますけど、私たちは今考えたら本当に大人に迷惑を掛けていたなって(笑)。でも、それがすごく楽しかったし、みんなが許してくれていたんです。
――20歳になった今、10代のうちにやっておきたかったと思うことはありますか?
本田:私は“過去に戻れるなら”になるんですけど、部活動をやってみたかったなって。(部活の)スポーツとかは学生でしか味わえないことじゃないですか。だから、そういう青春時代のようなものを味わってみたかったなとは思います。(AKB48の)活動の上での後悔みたいなものは、あまりないですね。
小栗:確かに。例えば(若いうちにやっておきたいことで)ツインテールとかよくありますけど、別に大人になってもできることはできるので…何だろう。高校と両立して通っていて、でも普通の高校生と会話した時に、すごくイケイケというか(同級生が)若く感じて。同じ世代だけど、自分は落ち着いちゃっているんだなというのをすごく感じるんです。
JKとかの若いはやりの言葉を言ってみんなでワイワイするとか、みんなでパーティーとか、そういう“THE 青春”というようなことができていなかったのかなと思うので、20歳になってからでもできたらいいなと思います。
本田:大人の人と接する機会は、たぶん普通の高校生より多かったと思うので、そう考えるとやっぱりちょっと「落ち着いている」と思われることは多かったかもしれないですね。
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