小栗有以&本田仁美「私たちはクソガキだった(笑)」チーム8の“末っ子”からAKB48中心メンバーへ<成人記念インタビュー>

2022/01/10 08:30 配信

アイドル インタビュー 独占

小栗有以、本田仁美 撮影:金澤正平

本田仁美、韓国で学んできたことをAKB48内で共有


――2018年から本田さんがIZ*ONEの活動に専念し、約2年半離れて活動されていました。小栗さんはAKB48の中心メンバーとして、本田さんは海外でAKB48の名前を広めるという、それぞれの役割があったと思いますが、お互いの活動をどう思っていましたか?

本田:やっぱり昔から一緒に頑張ってきたから、AKB48の中心メンバーとして立っているというのが私も自分のようにすごくうれしかったですし、そういう有以ちゃんを韓国から見ていて、自分ももっと頑張ろうっていい刺激をもらっていたなと思います。

小栗:(AKB48の)みんながIZ*ONEを好きで、メンバーも曲をいっぱい聴いたり、IZ*ONEの映像を見て「みんなかわいい!」って、もちろんひぃちゃんもチェックしていて、AKB48では味わえない、向こうでしか味わえない、いろいろな刺激だったりとか、いろいろな良さを向こうで経験できているのはすごく素晴らしいなと思うし、それでひぃちゃんがどんどん大人にもなっているし、進化しているのがすごいなって思っていました。

しかも、それを自分の中で留めるだけじゃなく、(AKB48に)帰ってきてみんなに共有してくれるのが優しくて、すごくすてきだなと思いました。これからもまだまだ教えてもらいたいです。

――本田さんが戻ってきたことで、AKB48内に新しい風が吹いたんですね?

小栗:そうですね。よくみんなと話しているんですけど、「根も葉もRumor」でひぃちゃんが選抜に入ってくれて、ダンスなどのやり方? フリーレッスンとかでも韓国と日本じゃやり方が違うから、ひぃちゃんは韓国で体に染み込ませたことをいろいろ教えてくれているんです。動画をスローで撮って、間違えている人をそろえてくれたり、間違っているとか曖昧なところを正確にするとか。

今までのAKB48は個人個人のパワーで成り立っていた部分も大きいんですけど、韓国はみんなで頑張るみたいな、そういうのを教えてくれました。

本田:AKB48は人数が多いので、それぞれが個性を出すのはもちろんですけど、やっぱりまとまりのあるダンスというのは人に感動を与えることができると思うので、韓国で学んできた練習のやり方などをみんなにも共有できたらいいなっていうのを、韓国にいる時から思っていたんです。今回こうして選抜に入れていただいて、それをみんなと一緒にやっていくことができて、すごく良かったなと思っています。

――最近では二人だけでバラエティー番組などに出演していますね。

小栗:確かに冷静に考えたら、昔いたずらとかしていた12歳から入った私たちが、AKB48を代表して、自分たち個人としてバラエティー番組に呼んでいただけるというのは、すごくうれしいですね。

本田:ね。チーム8のメンバー、関東メンバーの二人としてコンビで出ることはあったんですけど、やっぱりAKB48という肩書きを背負って二人で代表として番組に出させていただけるというのが、当時は夢にも思ってなかったですし、今のこの現状にすごく幸せを感じています。