映画「脳内ニューヨーク」が14日に公開初日を迎え、同日、都内で開催されたイベントにふかわりょうが出席した。
本作は、映画「マルコビッチの穴」('99年)や「エターナル・サンシャイン」('04年)など、独創的な物語で知られる脚本家・映画プロデューサー、チャーリー・カウフマンの初監督作品。現実のニューヨークに、頭の中で思い描いていたニューヨークを作りだそうとする劇作家(フィリップ・シーモア・ホフマン)の姿を描く。
作品タイトルにちなみ、“芸能界妄想男子代表”としてイベントに参加したふかわ。「マルコビッチ―」「エターナル―」「脳内―」の3作品が連続して上映されるこの日のイベントに集まった観客に対し、「この上映会に参加するなんてすごいですね。完全に胃もたれすると思いますけど、楽しんでください」とあいさつ。「カウフマン作品での現実と非現実の世界の描かれ方は、とても興味深いです。このテーマはお笑いやコントの世界にも通じるところがたくさんあるんです」とお笑い芸人の立場から見たカウフマンの作品の印象を語った。
また、個人としてもカウフマン作品のファンだというふかわは、難解だという世間の評判について、「『脳内ニューヨーク』も決して簡単な作品じゃありません。でも、“難解”っていう表現はほめ言葉だと思うんですよ。分からないのに楽しめるなんて、めったにないことですから」と作品の魅力をアピールしていた。
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