大石昌良が「音楽で人の心を動かしたい」を突き詰めた、涙のアンプラグドライブリポート

音楽家・大石昌良。ロックバンド・Sound Scheduleのボーカル・ギターとして活動し、その後ソロデビューを果たすと作詞・作曲・編曲・歌唱、それらすべてを卓越した技術とこだわりで、常に引っ張りだこの存在だ。さらにはオーイシマサヨシ名義でのアニソンシンガーとしての活躍や、地上波テレビ番組への出演、MC業など幅広く活動を展開している。その大石昌良が、原点であるシンガーソングライターとして本気で音楽をやっている姿を見せたいという思いのもと開催されたのが『大石昌良が本気でやるアンプラグド・ワンマンライブ』。エレキギター等の電子楽器を用いないアンプラグドという形式で開催されたライブは、「本気で音楽やってるところを観てほしい」という本人の言葉に偽りなく、音楽人としてのこだわりが随所に詰め込まれた大石昌良渾身の舞台だった。ライブはセットリストの大きく異なる二部構成で行われたが、今回は一部の模様をレポートする。