――青山新さん、真田ナオキさん、辰巳ゆうとさん、二見颯一さん、望月琉叶さん、彩青さんたちと一緒に「演歌第7世代」と呼ばれていることについては、どんなふうに感じていますか?
正直なところあまり実感はありません。ただ、若い方たちがSNSなどを通じて「演歌にも第7世代ってあったんだ」と興味を持ってくださったりするので、そういうキーワードをきっかけに演歌・歌謡曲を知ってもらえたらうれしいですね。
みんな同世代で普段はライバルでもあるんですけど、一緒に演歌・歌謡曲を盛り上げていきたいです。
――「演歌第7世代」の中で、これは誰にも負けないと思うセールスポイントは?
僕は新御三家の皆さんのように、歌とパフォーマンスをすごく大切にしているんです。それはデビュー当時から変わっていません。若い人たちが音楽を聴く時に歌はもちろんですけど、振り付けも大きなポイントになっているのかなと。そういう意味では振りや歌う時のアクションは誰にも負けたくない。
3rdシングル「ダメ ダメ…」やカバー曲を含め、僕の振りに注目してほしいです。
――元日の取材ということで、お正月の過ごし方を伺いたいのですが。
家族が全員集合するのはもちろんですけど、親戚が一堂に会するのでおせちをはじめ、いろいろな料理をみんなで食べます。大人たちはお酒が入って酔っぱらってくるので「何か一芸をやれ!」って言われるんです。僕は子どもの頃から演歌を歌って、姉や弟も何かしら披露していました。
――小さい頃から演歌だったんですね。
そうなんです。まぁ、子どもが歌ったりするからとりあえず盛り上がるんですけど、最後は父親がギターを持ち出してショーが始まっちゃうんですよ。結局、最終的に全部持って行っちゃう(笑)。
――変な言い方ですけど、お父さんの“前座”になってしまうんですね?
まさにその通りです(笑)。いつかは父を超えたいですね。
――それでは、2022年の目標を!
2022年は寅年ということで挑戦の意味も込めて“トラ”イしていく1年にしたいです。僕の名前は新浜レオンなので「突っ走レオン」で「駆け上がレオン」。そして「階段をのぼレオン」で「がんばレオン」していきたいなと。こんな感じで今年は「ダジャレオン」もさく裂させて、最終的には紅白歌合戦出場。紅白が終わった後にそのままの勢いで成田山新勝寺で、また新しい年に向けてお祈りをする。そんな「あっぱレオン」な1年にしたいです!
――プライベートで“トラ”イしたいことは?
公私混同になってしまうかもしれませんが…。2021年は、初めて始球式(「楽天×日本ハム」戦)に挑戦したんです。でも、元高校球児であり、本気でプロ野球選手を目指していた身としてはホントに情けない球速113km/hという結果に終わってしまいました。
始球式で投げることが決まってから母校で野球部の監督とキャッチボールさせてもらった時に監督から「最低でも球速120km/h。そのスピードで投げられなかったら千葉英和の名前を出すな」と言われたんです。
だから、120km/hを基準に130km/hぐらいは出したいなと思いながら臨んだんですけど、投げた瞬間にボールの軌道が落ちていくのが見えました(笑)。自分でも「スライダーかよ」って思うぐらい遅いなと思ったら、まさかの113km/h。
ものすごく悔しい思いをしたので、2022年も始球式で投げたい。できれば、12球団を制覇して、最低ラインの120km/hをクリアしたいですね。
――野球ネタといえば、人気野球YouTuberの配信チャンネル「トクサンTV」とのコラボも話題を呼びましたね。
僕はキャッチャー出身なんですけど、ボールを取ってセカンドに投げるまでの時間が1.86秒だったんです。
――おぉっ、それは速い!
高校球児では2秒を切るとまあまあ速い方で、プロでも1.8秒台はいい数字。トクさんから「芸能界No.1捕手」の称号を頂きました(笑)。ちょっとマニアックな記録かもしれませんが、すごくうれしいです。
――捕手経験者の芸能人と対決する企画も面白いかもしれませんね。
それ、いいですね。誰かいらっしゃるかな…。
――確か、上地雄輔さんは横浜高校のキャッチャーでしたよね。
そうですね。上地さんとキャッチャー対決かぁ。想像するだけでワクワクしますね。上地さんは大先輩ですが、僕もキャッチャーとしてのプライドがありますから。あっさり称号を奪われそうな気もしますけど(笑)、真剣勝負となったら負けられません。
ぜひ「トクサンTV」で! そちらも密着よろしくお願いします(笑)。
◆取材・文=月山武桜
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