坂本昌行と海宝直人が二人芝居に挑むオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「マーダー・フォー・トゥー」の公開ゲネプロ・開幕直前取材が1月7日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われた。今回が初共演となる坂本と海宝が、公開ゲネプロ終了後にそれぞれへの思いや、舞台裏を語った。
2016年の日本初演から6年ぶりの再演となる本作。初演時に第24回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞し、今回続投となる坂本と、「マーダー・フォー・トゥー」初挑戦となる海宝が、シンプルなセットの中で存在感を放つ1台のピアノを中心に、時に語り、時に演奏し、時に歌いながら、職業も性別も違う13人のキャラクターを坂本・海宝が演じきる。
熱を感じる演技、パワフルな歌唱力と華麗なピアノ演奏を披露した坂本と海宝が、爽やかな笑顔で公開ゲネプロ終了後の舞台に登場。
坂本は海宝の印象を聞かれると、「とにかくクレバーですね。こっちが適当なことをやっても、すぐに反応が返ってきて、フォローをしてくれるので、僕は舞台上では自由にやらせてもらっています。非常に頼もしい方です」と絶賛。その言葉を横で聞いていた海宝は、「いえいえ…」と首を振りながらも、うれしそうな表情を見せていた。
そんな海宝が共演者ということもあってか、坂本が「実は、あるセクションだけは毎回変えていいよって言われているんですけど、僕も初演の時はそこまでキャパシティーがなく、1回も変えずにやっていたんです。でも今回は、稽古場から結構変えてたよね」と、息の合った様子が伺える舞台裏を明かす場面も。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)