――現場の雰囲気や、共演者の方々の印象は?
家族みたいな雰囲気で、NHK大阪局が好きです。俳優たちはやりやすいんじゃないかな。なんか甘えられるっていうか(笑)。甘えてちゃいけないんだけど、やっぱり甘えさせてもらって、「ごめーん!」と言いながら助けてもらったりする瞬間も多いです。
深津さんの印象は、ピュアな感じで、すごくるいちゃんのようです。演じている深津さんを見ていてすごいと感じるし、すてきだなと、本当にこんな方が子どもでいてくれたら幸せだろうなと思いました。
妻の和子役の濱田マリさんは、なにも気負わなくていいし、あっという間に夫婦になれちゃう感じです。お互い大人ですから気を遣ってはいますけど、日を追うごとにどんどんそういうのがなくなっていく、そのスピードの速いこと! ことばのこともあるし、テンポだったり、ノリだったり、おんぶにだっこです(笑)。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
3人のヒロインの人生がどんどん進んでいって、たぶん半年があっという間に終わってしまうと思います。
誰かのことをじっくり描くシーンは当然ありますが、でもスピード感がすごくあるので、ちょっと見逃すとあっという間に終わっちゃうのでちゃんと観てて! という感じです(笑)。3人のヒロインがその時代をものすごく色濃く表現してくれるような気がします。“朝ドラ”としては珍しいことをしているので、その楽しさはすごいだろうなと思います。