――男子校のような雰囲気でにぎやかな撮影現場だとうかがいましたが、印象的な面白エピソードがあればお聞かせください。
クランクイン前からポスター撮影とかでみんなとお会いする機会があったんですけど、すぐに打ち解けられたんです。クランクインの日からもう「ほんまにみんなでシェアハウスしてるんじゃないか!?」と思ったくらい、チームワークの良さがあると思います。本番直前までしゃべっているにぎやかな現場です。
中でも印象に残っているのは、いつも天候に恵まれているのに、信じられないくらい雨が降った日がありまして…。雨の音がひどくて撮影が一回ストップし、どうしたもんかな…となっていたら、大西(流星)ちゃんがてるてる坊主を作ってくれたんです。
「かわいいことするなぁ!ありがとう」と思ったんですけど、てるてる坊主の顔を見たら、ものすごく奇妙やったんですよ!「こんなにかわいくない、てるてる坊主よく作れたな!」って思うくらい(笑)。でも、それを飾って1時間くらいしたら、ピーカンになって!それ以来、「天気の子」って呼ぶようにしてるんです。撮影もスムーズに進んだので感謝しています。
佐伯大地くんはちょっとだけ年上なので、お兄ちゃんという感じで、みんなが甘えるんです。あと、葉山奨之くん主体で言葉遊びのゲームや、差し入れのグミを目隠しした状態で食べて「何味か当ててみよう」というようなゲームが始まることが多いです。「どこがゴールなんやろう!?」と思うようなゲームなんですけど、ハマりましたね。そのとき永遠に当てられなかったのが大地くんと白洲迅くんです(笑)。
――“癒し系飯テロドラマ”ということですが、撮影現場で食べた料理やスイーツで最高だったものを教えてください。
僕はやっぱり、何年ぶりかに食べたカツ丼ですかね。僕も大地くんも節制した食生活を送っているので、普段はあまりカツ丼とか食べないんですけど、見た目も匂いもあまりにも美味しそうで!だから、一口カツ丼を作ってもらって食べました。めちゃくちゃ美味しかったです!
――料理や所作で苦労されたこと、練習されたことはありますか?
僕はお茶担当なんですけど、撮影前に所作と入れ方を覚えたんです。いろんな茶器の向きや指の添え方は、現場で教えていただきました。今はもうバッチリです!
――鹿楓堂は“なくてもいいけど、あるとホッとする存在”ですが、ご自身にとってそういう存在は?
僕はベッドで寝ているんですけど、羽毛布団と僕の間に毛布を1枚入れると、だいぶ暖かさが違うんですよ!毛布はなくてもいいんですけど、あるとより暖かいなって思いますね。
――主題歌「黎明」は“新しい始まり”を意味しますが、今年始めてみたいことはありますか?
サウナ生活。このメンバーも、5人中3人が“サウナー”なんですよ!あまり縁がなかったので、今年からはサウナで汗をかいて水風呂に入って、キュッとたまご肌になりたいなって思います。実は、大地くんがこの間、現場に真っ白なかわいらしいサウナハットを持ってきてたんです。あれ、なんで持ってきたんですか?(「サウナの帰りだった」と聞いて) 朝からサウナ活、いいですね!
――新年早々、餅つきをした感想は?
コロナ禍ということもあり、なかなかこういう機会に恵まれなかったので、とてもうれしかったです。でも、勘違いしてほしくないので、このドラマは“餅つき群像劇”ではないということを、改めてお伝えしておきます(笑)。
今は、「いよいよ土曜日から放送が始まるんだな!」という思いでいっぱいです。素晴らしい原作を基にドラマを作らせていただいて本当に光栄ですし、2022年の幕開けにふさわしいドラマなんじゃないかな、と思っています。皆さんの心とお腹を満たしてくれるドラマだと思いますので、見ていただけたら、うれしいです!
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