高梨雛子(高畑充希)は、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けるベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長秘書。社長の浅海(松田翔太)はカリスマ性のある男だが、雛子は直感で動く彼の“ムチャブリ”に振り回されてばかり。おかげで6年間彼氏がいないまま、30歳を迎えてしまった。
そんな雛子にクリスマスイブの夜、いつものように浅海から突然の電話が入る。社内で募っていた新規事業の企画に、雛子も応募しろというのだ。
いつものムチャブリに雛子はヤケクソで、数年前に出した企画書の年号を平成から令和に書き換えただけで提出。すると、困ったことに企画は採用され、雛子は前ふりもなく、子会社設立の記者会見の場で突然社長に任命されてしまう。