NHK Eテレでは、英語のリズムを耳と体で感じる小学生向けの教育番組「エイゴビート」(毎週土曜夜6.50-7.00)を放送中。英語のラップが飛び交う架空の小学校を舞台に、ゲームやダンスなどで音に乗って英語を楽しむことができる。
そんな小学校で先生を演じる栗原類に、番組の見どころや英語の魅力について話を聞いた。
――これまで単発放送だった「エイゴビート」が、レギュラー放送としてスタートしましたが、いかがですか?
「エイゴビート」の放送が決定した時、オーディションを受けたんですが、今でも受かったことが不思議なくらいです。
英語の発音にはすごく自信がありましたが、オーディションではダンスなども披露したので、そこで減点されて駄目だと思っていました。ですが、こうしてレギュラー化も決まり、僕自身、英語を使ってお仕事をすることは初めてなので、精いっぱい頑張りたいなという気持ちです。
――先生を演じていて楽しい点や難しい点は、どんなところですか?
「エイゴビート」には、ランドセルのランディをはじめ、個性的な子供たちがたくさん登場します。舞台はファンタジーですが、見ている方が“クスっ”と笑ったり、「あっ、こういう子いるよね」と思えるようなどこかリアリティーのある世界なんです。そんな中で、先生を演じるということは楽しいですね。
先生役は初めてなので、演じるのが難しいですね。「先生とは、どういったものなんだろう」とずっと考えていました。
台本のせりふ一つ一つを見て「どういう接し方なのかな?」と、僕の小学校時代の先生の接し方を思い出しながらキャラクターを作っています。僕の中の“栗田先生”が日々変わっていってしまうかもという恐れはありますが、最終的にどういった“栗田先生”になるのか僕自身も楽しみではあります。
――番組にはドラマパートの他、ラップショー、ゲーム、ダンスなどリズムに乗って英語を楽しむコーナーが多数ありますが、特に気に入っているコーナーを教えてください。
気に入っているのは、僕と子供たちとゲストで行うゲームコーナーです。ドラマパートで紹介した英単語を利用したゲームですが、ゲストが子供たちと“ガチバトル”をする場面は番組の見どころの一つです。
――英語を話せることの最大の魅力は何ですか?
急に英語で話し掛けられても、対応できるということではないでしょうか。例えば、街を歩いていて外国人の方に道を尋ねられた時にすぐ答えることができます。
また、今後、お芝居の稽古をしている時ネーティブ・スピーカーの役者さんがいたら、英語で芝居を振られても僕も英語で返すことができます。英語は、さまざまな仕事に結び付きやすいんじゃないかと思います。
――最後に、これから番組を見ようと思っている方にメッセージをお願いします。
英語の学習は、2020年より小学3年生から正式に必修化されます。この番組のメインターゲットは小学3、4年生ですが、今1、2年生の子たちもそれに備えて予習していける番組になればいいなと思います。3年生より上の子たちも、中学校に備えて勉強してくれたらうれしいですね。
また、英語を学びたいという大人の方たちにもぜひ見ていただきたいです。ゲストの方たちも子供たちも英語の発音がとてもきれいなので、ヒアリングを勉強したい人、発音を勉強したい人たちにもお薦めです。
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