佐藤満春、藤井青銅と初対談!お互いが語るそれぞれの凄さ「クセのなさ」「春日への接し方」【連載:佐藤満春って何者?】

2022/01/15 12:00 配信

バラエティー インタビュー 連載

「オードリーのオールナイトニッポン」以前に会っていた両者

佐藤満春(左)と藤井青銅※ザテレビジョン撮影

――お2人が対談されるのは今回が意外にも初めてなんですよね。サトミツさんはこのあるごとに、「青銅さんに放送作家の道を切り開いてもらった」と話されています。

藤井:よく言ってくれるのはすごいうれしいんですけど、僕は何にもしてないですよ。

佐藤:いやいやいや。そんなことないですよ、ホントに(笑)。

――お2人の初対面はいつなんでしょうか。

佐藤:一番最初は、ラジオ日本で青銅さんがやられてた「フリートーカージャック」です。僕は、「ラジオが好きで、『伊集院光のOh!デカナイト』で育ちました。とにかくラジオに携わる仕事をしたい」と話したら、「僕が作家をやっていたんだよ」とおっしゃっていたのを覚えています。

藤井:そうでしたか。全然覚えてないですね(笑)。

佐藤:それがファーストコンタクトです。その後に「オードリーのオールナイトニッポン」のレギュラー2回目の時に見学に行って、そこでも青銅さんにごあいさつさせてもらいました。

藤井:そうでしたよね。

佐藤:そこで青銅さんと久々に再会できて、僕の中では勝手に“ドラマ”みたいなものができあがって(笑)。僕はラジオに関わりたくてお笑いを始めて、「フリートーカージャック」で青銅さんとご縁ができて、仲が良いオードリーが「M-1」で準優勝して「オールナイトニッポン」をやることになって、行かしてもらった現場でまた青銅さんにお会いするという。

「オールナイトニッポン」の放送前に、青銅さんから「ラジオ好きで現場に来ちゃう人は、今までも時々いたんだよ」と教えていただきました。僕も「来れるものならずっと来たいな」と思っていたので、「是非とも来たいし、お手伝いできることがあればしたいです」と話したところ、青銅さんは「“放送作家見習い”ということで来ちゃえば」と言っていただいたんです。

藤井:いい加減なこと言ってますね、僕も(笑)。

佐藤:そういうラフな感じで、ラジオの入り口を作ってくださったのが青銅さんでした。

――青銅さんは「放送作家見習いで来ちゃえば」と言ったことを覚えていますか。

藤井:「来ればいいじゃん」って言ったのはなんとなく覚えています。ただ、僕は勝手に来てもいいと思っているのですが、別にギャラが出るわけではない。来れば仕事みたいになっちゃうし、「この時間に来なきゃいけない」とマストになっちゃうのは申し訳ないなという思いもありました。好意にすがっている感じもありますし。でもその後に、佐藤君は正式に作家になりましたよね。