佐藤満春、藤井青銅と初対談!お互いが語るそれぞれの凄さ「クセのなさ」「春日への接し方」【連載:佐藤満春って何者?】

2022/01/15 12:00 配信

バラエティー インタビュー 連載

ラジオにおけるオードリーのすごさとは…

佐藤満春(左)と藤井青銅※ザテレビジョン撮影

――「オードリーのオールナイトニッポン」はスタートしてから10年以上続く人気番組となっています。お2人から見た、ラジオにおけるオードリーさんのすごさをお聞かせください。

藤井:やはりトークを一生懸命やっているところです。曲をかけてメールを読んで、もっとトークを短くしてもいいんですけど、トーク部分がずっと長いのは、たぶん若林さんの“江戸っ子”的なところも関係していると思っています。江戸っ子って、自分が作ったパターンの中にはまって窮屈だなと思っていてもそれをやり続ける、という気質があるらしいんです。10年以上、600回以上も、トークをし続けるというのはかなりすごいことですよ。

毎回トークをつくらなきゃいけなくて、いつも頭の片隅に「トークを考えないといけない」という意識があることは一番大事な気がするし、おそらく他のお仕事にもいろいろ好影響が出ていると思います。十何年もやっていると、面白いものを見つけて面白く伝えるという能力が日々鍛えられますから。

佐藤:短期間やろうと思ったらできるかもしれないですけど、10年以上も続けているのはすごいですよね。

藤井:そうそう。十何年もやっているというのは素晴らしいことですし、少しでもお役に立てていると思うと嬉しいです。

――サトミツさんは、ラジオにおけるオードリーさんのすごさは何だと思いますか。

佐藤:彼らもいろいろな仕事がある中で、漫才とラジオに関しては特に命をかけてやっているなと、近くで見てても分かります。だからこそ、ちゃんとリスナーにも伝わっているんでしょうね。2人とも放送の間に、結婚したりとかいろんなことがあり、それらをドキュメントとして追うことができるのが、リスナーの楽しみになっている。2人のトークが面白いのはもちろん、人柄みたいなところにも多くの人が魅了されているのではと思います。そういう意味では、自分たちで自身の居場所をつくってずっと進んでいるので、この先もすごい楽しみです。

――最後に、お2人で一緒にやりたい番組があればお聞かせください。

佐藤:僕は断然、青銅さんとラジオドラマをやりたいですね、ストーリーものをもっと勉強させていただきたいです。

藤井:佐藤君のような現役バリバリの人とやることで、いろいろなものを学べるから、若い人のやっている番組についでに呼んでもらいたいです(笑)。年寄りの知恵で「こういうのもあるよ」ってノウハウを伝えられることもあるだろうし、逆に僕は新しいことが吸収できるからすごい嬉しいし。ぜひ年寄りの私を使っていただければと思っています(笑)。