化粧品&バス用品メーカー「リリアドロップ」で商品開発プランナーとして働く、名取香太郎(佐藤寛太)は、香りの嗅ぎ分けを得意とする、究極の“においフェチ”。ある日会社の廊下で、とても気になる“におい”に出合ってしまう。
そのにおいに導かれるように近づいていくと、そこにいたのは経理部で働く、八重島麻子(大原優乃)だった。重度の汗っかきで小さい頃に「汗子」とからかわれた経験がある麻子は、汗やにおいにコンプレックスを感じていて、人目をはばかるように、こっそりトイレでデオドラント製品を使うことが日課。
ある日、念入りににおいケアをし、廊下を歩いていると、突然、香太郎からにおいを嗅がれ、「あなたのにおいにビビッときました」と言われるも、麻子は、不審に思い、その場を立ち去ってしまう。
その後も、香太郎は幾度となく麻子の“におい”を追い求め続け、商品開発のプレゼンのために「1週間嗅がせてほしい」と言われた麻子はその勢いに負けて、協力することに。そして香太郎は、本当に毎日麻子のにおいを嗅ぎにくるようになる。
一方、麻子は香太郎の商品開発への真っすぐな思いと、けなげな姿に次第に引かれるようになる。香太郎もまた“におい”だけでなく、麻子自身の魅力に気づきはじめ、ひょんな出来事から一夜を過ごしてしまい、“におい”でつながる究極のフェチラブストーリーが始まるのだった。
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