永瀬廉、仕事に対する考え方が変わったきっかけを明かす「最初、全然やる気なかった」

2022/01/14 17:34 配信

映画 会見

永瀬廉(右)と池田エライザ※ザテレビジョン撮影

一方、池田は「私は(監督や女優、モデル、歌手など)“なんでも屋さん”みたいになってきているので、私の場合は良い例ではないと思うんですけど」と前置きをしつつ、「私は、みんなが外で遊んでいる時間とかに図鑑を読んだりするような子どもだったので、子供の時は結構『何でみんなとうまくコミュニケーションが取れないんだろう?』と悩んでいました」と振り返った。

そして、「『ドッチボールいこうぜ!』とか言われても、図鑑を読んで何かについて調べるっていう好きなことを貫いてきたから、今こういうお仕事ができてるのかなと思う。自分が今好きになれそうな物を、職業とか直で考えずに素直に振り返ってみると、自分のいいところも見えてきたりするのかなと思うので、まずは軽めの趣味探しとか一人の時間を大切にされてみてはいかがでしょうか?」と提案した。

同作品は、10代・20代を中心に圧倒的支持を集める新鋭作家Fの初の小説を映画化したもの。永瀬演じる平凡な大学生の“私”が、池田演じる“先輩”と柄本佑演じる“黒服”と出会い、少しずつ自意識で塗り固められた強固な殻を打ち破って成長し変貌を遂げていく。一方、その水面下では「真夜中乙女戦争」と名付けられた計画が進行しており、“私”は想像を絶する事態に巻き込まれていく、というストーリー。

文、写真=原田健