若者たちの等身大の青春&恋愛を描いた映画「明け方の若者たち」。主演を務めた北村匠海は、飲み会で出会った“彼女”(黒島結菜)と恋に落ちる“僕”を演じ、理想と現実の間でもがく主人公の葛藤を体現。そして、その“僕”の友達で、2人の恋を見守る尚人を井上祐貴が演じている。
――自身が演じた役柄について、どう思いましたか?
北村:“僕”という人間は、自分に近い感覚がありました。本人はフラットに生きていると思っているけれど、“彼女”との関係に加え、社会に出てからも絶望を感じていたりして、そういう人間くさい浮き沈みがあるところにシンパシーを感じました。だから、今回は深いことを考えずとも“僕”になれた気がします。
井上:僕が演じた尚人は強そうに見えて、本当はもろくて弱い人。社会人になる前に思い描いていた理想と現実にギャップがあって、それに苦しんでいる若者だと感じました。最初は“僕”とは対照的な人間に見えるかもしれませんが、根本的なところでは同じだと思います。
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