桜井玲香、“元乃木坂46”と呼ばれることに「これから頑張って作っていけばいい」俳優業へ意欲

桜井玲香 撮影:山田健史

映画主演で「引っ張る責任感を得られた」


――2021年について仕事とプライベート、それぞれどんな一年だったかお聞かせいただけますか?

仕事的には、やっぱり主演映画「シノノメ色の週末」が公開されたことです。「いつか映像作品で主演を務めてみたい!」と思っていましたが、このタイミングで経験させていただけたことはすごくありがたかったです。撮影の時にはあまり意識していなかった、「主演」という自覚がプロモーションで各所を回っていた時に湧いてきて、「これは大変なことだ」「頑張らなきゃいけないことなんだ」と人を引っ張る責任感を得られたことは、とても学びになりました。

――プライベートはいかがでしょうか?

まだまだコロナも大変ですが、少し自粛が明けた期間もあったので、今年はそれまで会えていなかった人たちに会う機会を作れたことが、すごく励みになりました。学生の頃の友人や、共演した方、普段なかなかお会いできない方たちとたくさん会えた年だったので、お互いの近況を話したりすることができて良かったです。

――コロナ禍を通して、価値観の変化はありましたか?

お客さんがいることの大切さをすごく感じました。自分たちが演劇をやっていてもそうですし、乃木坂46のライブを見に行った時も感じました。これまで会場にお客さんが埋まっていることは当たり前だったのに、会場の熱気、喜びが全く違いました。一回一回の機会を大切にしながら舞台の上に立たなければいけないと改めて思いました。

――では、2022年はどんな年にしたいですか?

新しいことに挑戦したいです。今回の作品も挑戦だと思っていますし、映像作品も機会をいただけるなら頑張りたいです。プライベートでは車の免許を取りにいきたいです。

――ところで、Twitterを12月に開設されましたよね。

始めることに意味があるかなということで、ゆるくやっています(笑)。

――Twitterはどのように使っていきますか?

もはやどうしたらいいか分からなくて、とりあえず出演舞台のアカウントと、レギュラーモデルで出演させていただいている雑誌、ポムポムプリンとマイメロディをフォローしています。今後はどうしていこうか探っているところです(笑)。

――ポムポムプリンとマイメロディが好きなんですね。

そこは自己主張の一環というか。「本当に好きなんだよ」って(笑)。

◆取材・文=山田健史

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