“ここさけ”芳根京子、屋上で寂しそうに佇む姿が切ない

2017/04/18 12:00 配信

映画

芳根京子扮(ふん)する成瀬順が物憂げな表情で屋上に(C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ

大ヒットを記録した、劇場版オリジナルアニメ「心が叫びたがってるんだ。」(通称“ここさけ”)の実写映画「心が叫びたがってるんだ。」が、主演に中島健人、ヒロイン・芳根京子石井杏奈、寛一郎という旬な俳優を迎えて7月22日(土)に全国公開。

誰もが心に閉じ込めている“本当に伝えたい気持ち”、そしてそれを大切な人に伝えたいという懸命な思い。この夏、フレッシュキャストの共演で爽やかな感動が日本中を包み込む、青春共感ムービーとなっている。そんな本作より、このたび場面写真が解禁され、特報も公開となった。

公開された特報では、坂上拓実(中島)にメモ帳を見せるが、うまく言葉を発することができない成瀬順(芳根)の姿から始まる。幼い頃に何げなく母親に話した言葉で家族がバラバラになってしまった順は、喋ろうとするとおなかが痛くなる“呪い”について、メールで拓実に説明するのだが…。

拓実がピアノを弾くシーンや、学校の屋上では「地域ふれあい交流会」の実行委員に指名された拓実、順、仁藤菜月(石井)、田崎大樹(寛一郎)がそろって語り合い、順と菜月がクラスメートとミュージカルの練習をするシーンも映し出される。

拓実の「もし何か伝えたい事あったら、歌ってみるのもありかもよ? 音楽には不思議な力もあるかなって…」という言葉をきっかけに、順は心に閉じ込めてしまった本当の気持ちを伝えられるのか。

優しく語り掛ける拓実、うれしそうにほほ笑む順、真っすぐに語る菜月、寂しげな表情を見せる大樹…それぞれの思いが交差するかのような4人の表情も印象的だ。歌と仲間との出会いが起こす奇跡に、期待が高まる。

そして今回、解禁となった場面カットは順、菜月、大樹の3人のそれぞれの姿。屋上に独りで寂しそうに佇む順、「地域ふれあい交流会」の打ち合わせで音楽準備室にいる菜月、野球部のエースだったが、右肘を痛め三角巾をし、やさぐれている大樹の写真だ。

この場面カットと特報を見て、この夏の公開を楽しみに待とう。