映画「嘘喰い」ジャパンプレミアが1月19日に都内で行われ、白石麻衣が、横浜流星、佐野勇斗、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平、中田秀夫監督と共に登壇した。
闇カジノのオーナー・鞍馬蘭子役で出演した白石は、「やっと皆さんに『嘘喰い』をお届けできるんだと思ったらワクワクします」と笑顔であいさつ。
白石とは真逆なキャラクター・蘭子を演じたことについて、「結構見た目のインパクトが大きいかなって思って、衣装もヘアスタイルも派手な感じに。ヘアはほとんど地毛で作っていただいて、私もどんどん蘭子に変わっていくのを見て楽しませてもらいました」と、自身と違うキャラクターになることを楽しんだと明かした。
蘭子を演じてみて感じたこととして、「格好良いだけじゃなくて、ふとした瞬間に女性らしい表情とかも見える狭間があるので、そういうところも見ていただきたいです」と蘭子の良さをアピール。
演じる時、“声”にも、気を付けたと言い、「気を抜くと(声が)戻っちゃうんです。そういう時、監督から『いつもの白石さんが出てるよ』って言っていただきました(笑)」と撮影時を振り返った。
また、カードに書かれた質問に答えるコーナーで、白石が引いたカードに書かれていた質問は「人生で一番大きな賭け(ギャンブル)は?」。白石は「人生で一番だと、やっぱりこの業界に入ったきっかけかなって思います」と、乃木坂46に加入したことを挙げた。
「元々、保育の勉強を高校生の時にしていて、保育の道に進むか、音楽の世界に進むかで迷っていました。オーディションに合格したので、『ちょっと頑張ってみようかな』と思って一歩踏み出した、そのきっかけが大きかったなって思います」と理由を話し、「違う道に進んでいたら全く違う人生を歩んでいたと思います。いい道に来られてよかった」と笑顔を見せながら、力強く答えた。
映画「嘘喰い」は2月11日(金)より全国ロードショー。
◆取材・文=田中隆信