2021年夏、⽬に⾒えないウイルスを前になんとか新しい⽣活スタイルを⾒出そうともがく⽇々。予測できない未来に不安を覚えながら思いを馳せたのは、10年前に⼤きな被害を受けた東北のみなさんのことでした。あまりにも巨⼤な⾃然の猛威を前にくじけず前を向き、少しずつ歩みを進めた東北の⽅々の姿に今、僕たちが学ぶべきことがあるんじゃないかと感じています。
2011年、僕たちに何かできることがあるだろうかと向かった気仙沼、⽯巻、松島……。⾔葉では表しきれない多くの思いを抱きながらボランティアをさせてもらったあのときから10年。当時とはまた違った思いを胸に、僕たちは再び宮城を訪ねました。
そうして旅を終えた今、僕たちがハッキリと思うこと。それは、10年というタイミングは区切りじゃなくてはじまりだということ。忘れてはいけない記憶に触れ、多くの気づきを得た今回の旅は、僕たちにとって何か新しい旅のはじまりのような気がしています。ぜひこの⼀冊をもって、その気持ちを共有できたらと願っています。知ることからはじまる新しい旅へ。まずは宮城から、
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